見出し画像

2022年も「社長、貸します。」1日0円〜で社長をレンタルして、仕事とお金について考えてみる

商品やサービスなど、私たちの行う仕事への対価は、先に決まっているのが当たり前。そんなやり方に慣れてしまっていたけれど、先に仕事をさせていただいて、金額は相手に後から決めていただいても良いのでは?

そもそも対価を、必ずお金でいただく必要はあるのだろうか?
仕事に対して支払われるお金は、本来「ありがとうの気持ち」を現すためのものであったはず。

こうした疑問から、2020年より「社長をお貸出しする」という社会的実験を実施してきました。
昨年もご好評をいただき、ぜひ続けてほしいというお声を頂戴し、2022年も実施することにいたしました!

お金にまつわる「常識」に縛られることで生じている不自由さから解放されると、どんな出逢いが生まれ、何が起こるのか、「仕事とお金」について考えるこの取り組み。
ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ下記をご覧くださいませ。

2021年の実施事例

昨年は、31件のご応募をいただきました。
そして、社員全員で議論し、選出させていただいた16件へ、社長の矢島をお貸出ししました。
◯2020年の事例はこちら

事例1:オンライン講演会への登壇

1つ目の例は、「日本舞踊教室をもっと元気に!」と様々な活動をされている、梅澤暁様からのご依頼。

日本舞踊の業界では、「伝統」に無意識に縛られてしまい、その素晴らしい可能性を自ずと閉ざしてしまっていると感じることがある。伝統をつなぐため活動してこられた矢島様の取組や想いを、日本舞踊の先生方に届けることで、良き化学反応が起きるのでは…。

このような想いから、日本舞踊に携わる先生方を対象としたオンライン講演会へのご依頼をいただきました。そして矢島をお貸出しし、「伝統工芸と舞踊〜次世代への継承〜」というテーマにて講演しました。

講演内で、矢島が提案した生徒の集客方法を、早速実践した日本舞踊の先生から、「生徒数が増えた!」という成果につながった、嬉しいお声も届きました。

◯オンライン講演会の詳細はこちら

(写真)日本舞踊と出会い、深めるメディア「俺の日本舞踊」よりお借りしています

そして、その「お礼」として後日いただいたのは、「着物所作研修・日本舞踊体験」という貴重な機会でした!

日本舞踊を体験する和える社員の髙橋(左)・中川(右)

◯「着物所作研修・日本舞踊体験」の詳細はこちら

事例2:リブランディングセッション

複数の経営者さまからご依頼をいただいたのが、会社の向かう方向性やブランディングについてのご相談です。

和えるでは"aeru re-branding事業”として、経営者さまの想いを丁寧にお伺いし、企業やブランドの原点に立ち戻り、会社のこれからについて整理するお手伝いをしています。

社長の矢島をお貸出し、1時間のオンラインセッションを複数の企業・個人事業主さまと実施しました。

◯ご参加いただいた方のお声:
・新規事業についてどう取り組めばよいか悩んでいたところに、新たな視点やアドバイスをいただき一歩前進することができました。
・具体的にわかり易くアドバイスをして頂けました。
・悩んでいたことを的確に整理、解決に繋がるアドバイスをいただきました。

「お礼の気持ち」として、お金をお支払いくださった企業様もいらっしゃいますが、金額はそれぞれ異なりました。また御礼にと、自社製品をお送りくださった方も。なかには、弊社のオリジナルブランド”0歳からの伝統ブランドaeru”のこぼしにくいコップをご購入くださり、会社内でお客様をおもてなしするコップとして大切に使ってくださっている企業様もおられます。

同様のご依頼内容・同じ時間をかけるお仕事であっても、それぞれの置かれた状況や成果、発想に応じて、異なる「お礼」の形があってもよいのかもしれません。

事例3:セッション(→ 後日、 “aeru school” との協業へつながる)

3つ目の例は、食の楽しみに特化した個人旅行をオーダーメイドで作る旅行会社 Table a Cloth様からのご依頼。

コロナ禍で不安な先行きが続き、子どもがワクワクできる時間や場所が減っているため、『子どもの未来に足跡を残してくれるギフト旅』を実現したく、アドバイスがほしい。

このようなご依頼内容でした。
社長の矢島を1時間のセッションへお貸出し。そして、そこでのアドバイスをもとに Table a Cloth様より、なんと和えるにイベント共同開催のご提案をいただき、後日 「日本の伝統に触れ、感性を育む“aeru school”事業」との共同イベントが開催されました。
※共同イベント開催については、和えるの社員が担当させていただきました。

茶農家さんをお呼びし、親子向けイベントを開催しました。小さなお子さまが、さまざまな香りの茶葉に触れたり、自身の感性で和菓子を選んだり。和える社員の中川がファシリテーターを務めました。

このように、1度だけの「社長お貸出し」で終わることなく、長くお付き合いが続いていくこともあり、私たち和える一同、キャンペーンを通しての出逢いをとても楽しみにしております!

2022年の「社長お貸出しキャンペーン」

お金にまつわる常識を一旦置いたことで生まれた、さまざまな出逢いや取組。
これらを踏まえて、今年も社長の矢島を貸し出したいと思います!
上記の事例に縛られず、ぜひみなさまの自由な発想で、下記のフォームより企画をご提案いただけますと嬉しいです^^

▼ご応募は下記のフォームより

◯応募締切:2022年11月14日(月)23:59
◯実施期間:2022年11月〜2023年2月
◯報酬:お役に立ったと感じていただいた場合のみ、お気持ちの分で構いませんので、お金や食べ物、工芸品、サービスの使用権など、
企画の実施後にいただけますと幸いです。

◯ご留意事項:
・原則はオンラインでの実施ですが、実施場所への移動が必須となる内容の場合、旅費交通費のご負担をお願いいたします。
・企画内容は、約1時間〜1日で実施できるものをご検討くださいませ。
・ご応募いただいた中から、和える社員が検討し、代表の矢島を貸し出す企業様を選出いたします。
※ご応募いただいた企業様には、11月末日までに、選考の結果をメールにてご連絡いたします。

皆さまのご応募を、お待ちしております!


この記事が参加している募集

お金について考える

和える(aeru)の公式Twitterでも、最新の取り組みや記事の更新情報などについて発信を行っています。ぜひご覧ください!https://twitter.com/aeru_