あろめみ

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雑話2024.2

漫画を書きました(未公開)。しかし恐ろしいことに、納得のいく絵が全くと言っていいほど書けません。漫画は一枚のイラストとは違うので当たり前ではあるのだが、描きたくないものも描かなければならないし、苦手な構図にも触れる必要があります。思いつきでキャラクターデザインを変更してはいけないし、面倒なデザインも毎コマ描かなければいけません。 しかし、手探りで自分に向いた画法を掘り起こす作業は悪くないです。新しい何かしらから得られるものは多くあります。ここで言う新しさとは、それが生まれた

    • 心がかわる

      歳をとる、というほど僕は長く生きてるわけではない。でも今年で25歳になるので、それなりに生きてはいる、といえば生きていることになるだろうと思う。 小さな頃からノートの隅に小さならくがきをたくさん描いている子供だった。そんな落書きばかりで10代を過ごして、絵というものに正面から向き合ったのは高校を卒業した頃だった。『インターネットに絵を公開して多くの人に見てもらう』という文化があること自体想像していなかった自分にとって、そういった文化は衝撃だった。 そんなことを思い出した。

      • 日記みたいなもの

        僕は基本的にひとりでいることが好きだし、ホームシックというわけでもないけど、毎日がとても悲しくてさびしく感じる。寂寞感を紛らわすために、本を読んで、音楽を聴いて、映画を見たりしている。今日は“ショーシャンクの空に”を見た。僕は全くと言っていいほど映画を見ない人種なのだけれど、最近は名前を聞いたことのある映画を手当たり次第、適当に見ている。 完全に自分都合な話ではあるのだけれど、一緒にいる時に最もリラックスできる友人を求めてるような気がする。凪みたいな日常が欲しいだけなのかも

        • ハヌマーンというバンドについて

          僕がハヌマーンというロックバンドに出会ったのは22歳の冬で、ハヌマーンは既に解散していた。 僕が聴いていたのはインスト曲ばかりで、とりわけ、ロックというジャンルを好んで聴くことはなかった。そんな折、友人から勧められたのがハヌマーンだった。当時は年末、仕事は大型連休の最中であった。聴きながら作業でもしようと思っていたのだが、気付けば、僕はハヌマーンに夢中になってしまっていた。 それまでの僕は「歌詞に共感した」という感想をあまり好ましく思っていなかった。著名であるほど、ミュー