エレティコスの翼 あらすじ

滅亡したとあるアジア諸国では生き残った民衆の間に起きた二百年戦争が終結し、各領地の民衆は穏やかに過ごしていた。ある日の晩、黄の領地に蒼の領地の軍勢が押し寄せ一部の民衆が虐殺される。幼いミヌの父も抹殺され大人たちは策略を倒すべく復讐心が湧き立つ。行方不明の母を探すためミヌは猟銃士のソウと蒼の領地に踏み入るが手がかりが見つからない。黄の領地の長であるシアンを筆頭に蒼のリーダーであるソジンの首を取る目的として軍を引いて攻撃を仕掛けるが不利になる。そしてまたもや領地は襲われ、行き場を失ったミヌたちは翠の領地へと移住をし、そこで出会った民衆や朱の領地の兵士らとともに手を組んで支配下を企むソジンを再び倒すために立ち上がる。

《登場人物》
◎黄の領地の民
ミヌ…主人公、十二歳。
ジュノ…ミヌの弟、九歳。
ミヌの父…元領地のリーダー。
スヒョン…ミヌの母ソウ…猟銃士の女性、五十代。
アルト…アジアと欧州との混血男性。
シアン…領地の長。ミヌとジュノをはじめ領地の民衆から頼られる。
スア…シアンの妻。
ウヌ…シアンの家臣。

ソジン…蒼の領地のリーダー。国内を支配下に企てる。
ソヨン…朱の領地の女性リーダー。

◎翠の領地の民
ジア…オリーブ畑の領主の娘、十二歳。
ユル…牛飼いで武術の達人。シアンとは旧友の仲にあたる。
ラオン…領地の長老。