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眼内コンタクトレンズ(ICL)手術の事前準備
前回書いた「眼内コンタクトレンズ(ICL)の手術をした。」に引き続き、手術を決めた後、術前の準備としてどんなことをやったかをレポートしたい。
オカネの準備
当然だが、これがなくては手術は受けられない。
眼科によって料金がかなり違うので「えっ、どうしてこの眼科は他より安い(高い)の?!」と疑問に思ってしまうが、そこはやはりビジネス。
私なりに納得のいく決断をした結果、手術を受けた眼科でのICL手術の総額は48万4000円(税込)だった。
えっ!!と声が出るほど高額(私にとっては)だが、それでも2ウィークコンタクトレンズを20年間買い続けると、この額より高くなる。
つまり、ICL手術をして20年経てば以降はコンタクトを買うよりオトクに生きられる、ということ。
私は今36歳だから、20年後は56歳。まだまだ生きると希望をもって考えると、ICL手術を受ける価値は十分にある。
私が手術を受けた眼科は、手術代を振り込んでから目の中に入れるレンズを発注する上に支払い後はキャンセル不可のため、支払う時点で腹をくくった。
使い捨てコンタクト禁止
使い捨てコンタクトをつけると少し目の表面が変形するので、眼球を自然な形にするために使い捨てコンタクトは禁止。
どのタイミングで禁止になるかと言うと、手術できるかどうかを詳しく調べる「事前検査」の2週間前・手術の2週間前、の2回。
眼球が変形していると視力が正確に測定できず、眼内に入れるレンズが後々合わなくなる可能性がある。
私の場合、事情があって事前検査の2週間前~手術当日まで計2カ月ほどをメガネで過ごした。
事前検査を受ける
普段は受けないような様々な検査を受けて、手術を受けられる目なのか、どんな手術が適しているのか等を調べる。
この検査で、眼内に入れるレンズの度が決まった。
「この度数で注文しようと思いますが、どうですか」と視力検査に使うメガネ(度入り)を装着された時、今まで付けていたコンタクトより少し度が低い気がして「若干低いでしょうか?」と言った。
が、その時対応してくれていた技師(?)いわく、「あまり度数が高いと頭痛に悩まされることになるから」ということだった。
結果的に、術後の今は片目1.5、両目2近く出ているので文句なし。
さらに、この事前検査でなんと緑内障を患っていることが分かり、かなり驚いた。
手術を決心して事前検査を受けていなければ分からなかったかもと思うと、勇気をもって行動することでやってくる幸運のようなものを感じた。
使い捨てコンタクト・消毒液の在庫調整
いつもは半年分くらいのまとまった量を買いだめするのだが、手術を決心してからは、術前までに必要な数しか買わなかった。
手術代が高いから、少しでも節約しなければ。
今回は、手術に向けた事前準備をレポートしてみた。
次回は手術当日の様子や使用した目薬などをレポートしたい。
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