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初めてのかぎ編みで知る自分の特性


なにかに挑戦してみて、それがさほど苦もなく出来たり、苦労より楽しみのほうが上回っているモノは、自分に合っているモノ。
その分野にさらに時間をつぎ込めば、伸びる可能性が高いモノ。

かぎ編みに挑戦して、改めて感じたことだ。


人生初のかぎ編み。
かぎ編みっていうのは毛糸やレース糸を編む手法の一つで、編む際に使う棒の先端に「引っ掛け」がある。
※かぎ編みやかぎ針の解説はWiki参照↓

かぎ編みを作ってみようと思ったキッカケは、同僚からかぎ編みのことを聞いてから。
その頃ちょうど友達の出産予定日が近づいていた時期で、この機会に赤ちゃん用の帽子を作ってみようかな~、と考えたのが始まりだった。

私にとって、刺繍はアート、かぎ編みは実用的。
刺繍はデザインそのものを考えてゼロから世界を作り上げるもので、完成後に作品をどう扱うか、具体的に決まっていなくても全く問題ない。
けれど、かぎ編みは、作ったものを何に使うのか決めてからでないと作り始められないし、作ろうとも思えない。
私の場合はね。

だからかぎ編みにハマることはないだろうな~、と思いつつ、赤ちゃん用の帽子を作った。
これがなかなか面白い。
糸が立体的に仕上がるという存在感、そしてそれが生活に役立つモノとして使われる(はず)ということが、創作意欲と満足感を膨らませてくれる。
帽子を作り終わる頃には、「お母さんにアレを」「妹にアレを」とアイディアが浮かびまくって、そのための糸もしっかり買っていた。

初挑戦で上手くいかないとこうはならないだろうけど、私は手が器用なほうで、面白いほど上手く、赤ちゃん用の帽子が仕上がった。
友達にプレゼントすると、とっても喜んでくれた。汗をかきやすい赤ちゃん用に綿100%の糸で作ったのも、ポイントが高かったようだ。
私、思っている以上に手が器用なのかも、と思った出来事だった。

思えば昔から、何かを作るのが好きだったし、得意だった。
何でも作れるわけではなくて、当然苦手な部類もあるけれど(彫刻とか絵とか)、裁縫や工作は得意だったのだ。
それを、大して重要な情報ではないと扱ってしまったのが残念だ。

なにかに挑戦してみて、それがさほど苦もなく出来たり、苦労より楽しみのほうが上回っているモノは、自分に合っているモノ。
その分野にさらに時間をつぎ込めば、伸びる可能性が高いモノ。
そういう話を聞いたことがある。

気づいたからには、もう少し深掘りしてみようかな。
そう思ったのでした。



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