2. 緑の屋根 ~トルクメニスタンの片隅~
きょうのお気に入りは"好き"なものというより、
ちょっと"驚き"をもらった景色から。
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中央アジアの秘境、トルクメニスタン。
飛行機の窓から見下ろす景色で目立つのが、
統一された緑色と白の建物たち。
この地域だけでなく、首都周辺のいろんな建物が「緑・白・赤」たいてい3色で作られています。
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中央アジアのなかでも一番知名度が低いと(個人的に)思うこの国は、国民や情報の統制がとっても厳しく、ググってもあんまり情報が見当たりません。
首都アシガバードの建物は異世界に来たと思わせるほどに、不自然なほどに”美しい”。
ごみ一つない状態が維持され、中心部の建物は全部大理石で真っ白ピカピカなものばかり。
区別する材料といえば看板くらいです(それもたいていフォントが統一されてる)。
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「なんで全部屋根が緑色なの?」とトルクメニスタン人に聞くと、
「そりゃ、イスラムの国だから当たり前じゃない」という答えが返ってきました。
”中央アジアの北朝鮮”といわれるくらいだし、大統領の統制のもと法律とかで決まってるんじゃないかな
そんな答えを期待していたわたしは、理由なんてないよと笑う彼に少し拍子抜けしてしまったのでした。
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現地に行ってもなんだかよく分からない国No.1です。
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