〈GLOBIS〉クリティカルシンキング(問題解決編)を見た
こんにちは。
GLOBIS学び放題で「クリティカル・シンキング2(問題解決編)」という講座を視聴しました。
ポイントだと思った部分をメモしておきたいと思います。
(正直、最初の方は忘れてしまいましたが)この講座では問題解決のステップに沿ってロジカルで抜け漏れのない考え方を教えてくれます。
問題解決のステップ
what:あるべき姿と現状のギャップを問題として明確化
where:どこが悪いのか、問題の個所を特定
why:原因の追究
how:解決策の立案
Whereの考え方
インプット(原因系)の前にアウトプット(結果系)を分析して、結果のどの部分に問題があるかを考える(例えば、成膜なら、膜厚がバラつくのか、組成がバラつくのかで、考える原因系が変わってくる)
手軽なデータに頼ると、無目的な分析にならないようにする
ロジックツリーの注意点
MECEにこだわりすぎない。よりMECEな方が良いが、厳密すぎると工数(コスト)が大きくなってしまう。
感度の良い切り口で分析する
因果関係が成り立つ3つのポイント
時間的な順序が正しいこと
相関関係が存在すること
第3因子が存在しないこと
因果関係の落とし穴
直感による判断
第3因子の見落とし
因果の取り間違え
最後の藁:最後に起こった事象(原因)のみで判断してしまう
因果関係を考えるステップ
考えられる要因を洗い出す
原因を更に問い続ける
因果の構造をとらえる
Howのステップ
オプションを広げる=解決策の選択肢を増やす
判断軸を決めて選択する:コストや品質など
解決策実行時の注意点
手段が目的にならないようにする
解決策を実施することによる副作用へ対処する。対処すべきか、副作用があっても推進するべきか。
感想
この手の研修は会社でも受けさせられましたが、受けるたびに気づきがありますね。
今後も定期的に受講しながら、出来るだけ実行に移していきたいと思います。
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