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軽めだけどフレーバーが面白いベルギーのピルスナー。MAES PILS 1000BeerChallenge(243/1000)

■ベルギーのピルスナー2本目

PRIMUS HAACHTを飲んだときに、どうやらベルギーのビールはピルスナーであっても多少は癖があるらしい、と思いました。でも、ベルギーのピルスナーの多くがそうだとは限りません。もしかしたらPRIMUS HAACHTが独特だったのかも。
ということで、2本目。


■アルケン・マース

MAES PILSは、Alken-Maesという醸造所でつくられているそうです。ただ、この醸造所は1988年年に地域の小さな醸造所がいくつか合併してできた新会社とのこと。もともとは、1930年にPrima Maezenbierという醸造所によってつくられ始めた、ということです。
2009年には製造のレシピを変えたということでもありますし、時代に合わせて変化していく性格の強い会社なのかもしれません。
ということは、味わいも今風の軽いものになっていたりして。


■[beer243] MAES PILS

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■ビール情報

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名称:MAES PILS
メーカー:HAACHT
産地:ベルギー
タイプ:ピルスナー
アルコール度数:5%
価格:300円くらい
入手場所:成城石井


■味わいメモ

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外観:淡い金色。
アロマ:熟成香。麦っぽさ。酵母感。樽っぽさ。
味わい:熟成香。麦の甘さ。バターの様な甘さ。酵母感。樽っぽさ。
ボディ:ライトボディ。

色はピルスナーだなという感じの淡い金色です。香りも穏やか目なのですが、やや甘めな印象。そして、もやっとした酵母っぽさや、樽っぽい雰囲気があります。
味わいも、口当たりはピルスナーらしい軽い甘さがくるのですが、同時にもやっとした酵母っぽい感覚も。そして、麦っぽさ、ボディは意外と濃厚風な甘さもあったりして個性的。ちょっと苦味もありますが、強くはありません。
全体的には軽いラガーという感覚なのですが、フレーバーが豊富で楽しいビールでした。甘みや麦感を感じますし、後味では少し苦味も出てきて、樽っぽい個性的な雰囲気もあって面白い。やっぱりベルギーのピルスナーってこんな感じなんだな。

好き度:★★★



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ビール代になります。