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東京ブロンド。東京カレンダーみたいな世界観 1000BeerChallenge(19/1000)

■港区おじさんだったのだ

Far Yeast Brewing、本社は港区。渋谷の青山よりの場所に直営店舗。
そしてビールは東京シリーズ。
ある種の東京っぽさをテンプレート的に詰め込んでいます。
既視感。と思ったら、これは東京カレンダーの世界観だ。
ということは、東京ブロンドは、港区おじさんが若い女の子に勧めるビールだ。

港区おじさん。東京カレンダーが生み出したキャラクター。
港区に生息するおじさんのイメージを具体化したような男性像。
おしゃれで金もあり、うんちくも語れる。
こう言うと面倒で中身のない人のように聞こえちゃうけど、実は本物を知ってるし良い人でもある。

Far Yeast Brewingの東京シリーズのイメージにぴったりじゃないか。いやあ、納得。腹落ちした。


■[beer019]東京ブロンド

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この黄色はちょっと高級感ないような印象ではあるけれど、ブロンドだし仕方ないのかな。金にしちゃうといやらしくなっちゃいそうだもんなあ。


■ビール情報

名称:東京ブロンド
メーカー:FAR YEAST BREWING
産地:山梨県
タイプ:エール
アルコール度数:5%
価格:500円くらい
入手場所:ビックカメラ


■味わいメモ

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外観:明るい麦わら色。やや濁りあり。
アロマ:ホップの印象が強くて苦そうな香り。熟成香。華やかさと麦っぽさも少し。
味わい:華やか。ホップの苦味。フルーティーな熟成香。酵母感。
ボディ:ミディアムボディ

口当たりは華やかなフローラル感がくるけれど、すぐに期待通りの強い苦味。でも苦味はしつこくはなくて、熟成香と酵母っぽさが穏やかにしてくれる。フィニッシュでもフルーティーな熟成香がふわっと香る。
全体としては軽めの印象だけど、いろいろなフレーバーが楽しい。

好き度:★★★

貧乏性なので高いビールが飲みやすくてスーッと消えていくと悲しいです。美味しいからスーッといくんだけどさ。


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ビール代になります。