不思議なお茶風のフレーバーがホップ感と意外と合う。BRIDGE PALE ALE 1000BeerChallenge(261/1000)
■Karl Strauss
Karl Strauss Brewing Co.はサンディエゴの醸造所です。サンディエゴのクラフトビールというとバララト・ポイントのものを日本ではよく見る気がしますが、創業はこちらのカール・ストラウスの方が先のようで、1989年の設立。地元に根ざしたビール屋さんとして活動しているそうです。
■Fort Point
Fort Point Beer Companyは、サンフランシスコの醸造所です。ゴールデンゲートブリッジのふもとにある砦、フォート・ポイントの近くなので、それにちなんで名付けられたようです。創業は2014年、もともとマイクロブルワリー兼レストランとして営業していたお店が、ビールが美味しいからと缶詰して流通するようになった、とのこと。
■コラボビール
2つの醸造所の紹介が先になりましたが、このビール、BRIDGE PALE ALEは、2つの醸造所のコラボ的なビールです。メインになっているのはカール・ストラウスのようなのですが、どういう関係なのかはよくわかりません。2つの醸造所を繋ぐからブリッジなのか、サンフランシスコ風にしてるのか。
低温発酵を特徴にしているそうですが、低温で発酵させるとどうなるんでしょう。
■[beer261] BRIDGE PALE ALE
■ビール情報
名称:BRIDGE PALE ALE
メーカー: Karl Strauss Brewing Co.
産地:サンディエゴ
タイプ:ペールエール
アルコール度数:5.6%
価格:1000円くらい(pint)
入手場所:渋谷東急フードショーの酒屋さん
■味わいメモ
外観:淡い茶色。
アロマ:熟成香。フローラル感。ホップの苦味。柑橘感。
味わい:熟成香。フローラル感。麦の甘み。ホップの苦味。カラメル感。渋み。
ボディ:ミディアムボディ。
見た目は普通のペールエールっぽい色。香りはホップの華やかさに加えて、柑橘感があります。ちょっと苦そうな雰囲気もありますが、爽やかな甘みの印象が残る香りです。
味わいも爽やか目、甘め。熟成香というか、カラメル感まではいかないけど甘い印象が最初にありました。そして華やかなホップ感と柑橘感がきて、苦味もあるし、ペールエールにしてはホップ感がしっかり。そして苦味とともに、紅茶のような渋みがあるような気がして、ちょっと不思議で面白い。重たすぎず、喉越しは甘めで穏やかです。
ホップ感は十分だけど賑やかすぎず落ち着いていて、お茶のようなフレーバーもあって、これは意外と日本人向けかも。
好き度:★★★★
ビール代になります。