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最近そのまま2度と会わなそうな限定醸造多いよなあって。エビス吟醸。 1000BeerChallenge(105/1000)

■限定醸造多すぎ問題

最近、日本の大手メーカーの新しいビールを見かけると大体「限定」って書いてあるんですよね。期間限定だったり、売る場所限定だったり、本当に「限定醸造」とだけ書いてあって、どこでいつまで売られてるのかわからないものもたくさんあります。
目新しいものがちょっと出てきて、どんどん入れ替わっていく。特にビールとカップ麺にその傾向が強いような気がします。で、ビールの場合、興味を持って飲んでみても、そんなに「上出来!」って思うことが少ない気がします。むしろ、なんかやっつけでつくったんじゃないかなこれって思うことの方が多い。
まあ、一回限りの限定版がすごい美味しくても、2度と巡り会えないと思うと寂しいですけど。


■エビスも種類が増えていく

限定が増えていくのはエビスも同様みたいです。この吟醸や、雫というのや。
もともと琥珀エビスが、飲食店限定、あるいは缶で売られる場合は季節限定、という位置付けでした。あれは美味しい。だからエビスは限定ものも美味しいはず。


■[beer105] エビス吟醸

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漢字のフォントと色合い的に日本酒感があります。
麦芽の殻を取ってから仕込むことで雑味をなくした、という説明です。確かに日本酒っぽい試み。上手くいったらレギュラー化とかもありうるんでしょうか。
エビス酵母と書いてあるのでおそらくピルスナーってことでいいんでしょう。


■ビール情報

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名称:エビス吟醸
メーカー:サッポロビール
産地:日本
タイプ:ピルスナー?
アルコール度数:5.5%
価格:300円くらい(500ml)
入手場所:カクヤス


■味わいメモ

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外観:やや濃い金色。
アロマ:熟成香。麦の香ばしさ。ホップの苦味。
味わい:熟成香。麦の香ばしさ。フローラル感。ホップの苦味。
ボディ:ミディアムボディ。

繊細な味わいって説明があったので、色が意外と濃いなって第一印象になりました。
香りもわりとストレートに麦芽感が強めにきます。繊細な華やかさっていう感じではない。
でも味わいはとてもクリア。澄んだ綺麗な熟成香って印象で、それからじわっとホップの華やかさと麦っぽい香ばしさが出てきます。余韻もじわっと熟成香と苦味が流れていく感覚。
全体的に軽いイメージなんだけれど、旨みはちゃんとある。確かに日本酒に近い感じはする。でも控えめな雰囲気なので、うまい!ってはならない感覚だなあ。

好き度:★★★

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ビール代になります。