見出し画像

やたらオサレなラベルのVERTEREのビール、とりあえず2本飲んでみた 1000BeerChallenge(451-452/1000)

■VERTERE

酒屋さんの冷蔵庫に異彩を放つラベルのビールが10種類くらい並んでいました。アルミの缶に、ビールのラベルとしては珍しい風景写真などを使った、統一されたシンプルなデザイン。アルミの地の色と、少しレトロな印象もある写真が、やたらとオシャレ感あります。
それらのビールをつくっているVERTEREは、奥多摩にある小規模な醸造所とのことです。2016年に醸造を開始。まだまだ生産量が少ないので、併設のブリューパブ以外への流通量はかなり少ないだろうとは思います。
そのブリューパブも古民家を改装したという、雰囲気あるオシャレさです。行ってみたい。
すべてがオサレなビール。自然や古めなものをオシャレに仕上げられる人たちが羨ましい。


■[beer451] Felicia

画像1


■ビール情報

画像2

名称:Felicia
メーカー:VERTERE
産地:奥多摩
タイプ:Session IPA
アルコール度数:4%
価格:1000円くらい(500ml)
入手場所:出口屋


■味わいメモ

画像3

外観:濁った明るい琥珀色。
アロマ:フローラル感。柑橘感。トロピカルな甘み。ホップの苦味。麦っぽさ。
味わい:トロピカルな甘み。ジューシーさ。バターのような甘さ。フローラル感。柑橘感。麦っぽさ。ホップの苦味。
ボディ:フルボディ。

白っぽい黄色に近い濁った色です。セッションIPAでは珍しい色のような気がします。
香りもホップ感が華やか。柑橘感と、フルーツ風の甘い香りが印象的です。みかんとか、そういうイメージ。この香りもやはりセッションIPAっぽくはない気がします。あとは麦っぽさと苦味の香りも少し。
味わいもフルーツ風。ただ、香りとは違って、口当たりはバナナみたいな印象の、トロピカルな熟したイメージの甘さです。ヘイジーのようなジューシーさで、ボディでは麦っぽさが目立つ感覚。ホップの苦味はそれほど強くありません。
フレーバーそれぞれが強いのですが、味の流れやメリハリというよりは、全部が一緒にドン!ってくるような印象です。飲みごたえもあるけれど、ずっとこれだと飽きるか疲れるかするかも、という気もします。

好き度:★★★


■[beer452] Magnolia DIPA

画像4


■ビール情報

画像5

名称:Magnolia DIPA
メーカー:VERTERE
産地:奥多摩
タイプ:Double IPA
アルコール度数:8%
価格:1000円くらい(500ml)
入手場所:出口屋


■味わいメモ

画像6

外観:濁った濃い茶色。
アロマ:カラメルっぽい甘い香り。フローラル感。柑橘感。ホップの苦味。麦っぽさ。
味わい:カラメルっぽい甘さ。ホップの苦味。フローラル感。柑橘感。麦っぽい甘さと香ばしさ。酵母感。
ボディ:フルボディ。

わりと濃い色で、濁りもあります。香りもこってり目。カラメルっぽい甘い香りがどっしりしていて、ホップの華やかさと柑橘感があります。麦っぽい印象と、もやっとした酵母のような雰囲気もあるような。
口当たりは意外と優しく、甘さと苦味がどちらもふわっとくる感覚です。ボディで柑橘感や、麦っぽい香ばしさ、酵母っぽいもやっと感が加わってきます。そのまま甘み強めで、喉越しまでずっしりと流れていきます。後味も甘みと苦味。
イメージとしては、熟成香みたいな感じではなく、ストレートに甘いって印象です。原料に糖類とか書いてあるのがそれか、ドサージュしてるような、演出されたこってり感ってイメージです。

好き度:★★★



画像7


ビール代になります。