マイクロブルワリー直営のビアバーで久しぶりに外食して飲んだOTTOTTOのビール2種 1000BeerChallenge(210-211/1000)
■マイクロブルワリー直営店
Ottottoは最近増えてきたマイクロブルワリー直営のビアバーです。創業は2017年なので、クラフトビールが流行りだしてからの参入になるでしょう。やや後発と言えるのかな。都内に3店舗あり、最初にできたのが浜松町店。行ったのは渋谷店。
ビールは浜松町店でつくっていて、渋谷店には醸造設備はないようでした。
独立系の醸造所かと思っていたら、実はラムラのブランドだったんですね。株式会社ラムラは、ちょっと良い居酒屋チェーンというイメージのブランドをいくつも展開している会社です。土風炉や音音や、そのあたりのお店には行ったことがあります。
でも、ラムラがやっているマイクロブルワリーというくらいで、Ottotto Breweryや、ビールのつくり方などの情報が少ないようです。
■感染対策ばっちり
新型コロナウィルスの問題があり、まともに外食をするのは数ヶ月ぶりでした。ちょっとランチや、軽く飲める角打ち気分の場所を除き、腰を落ち着けて2時間ほどかけて飲み食いするというのは、iPhoneのアルバムを見た感じでは3月以降していなかったようです。
確かにまだ不安はあるものの、感染リスクのある行為は次第にはっきりしてきているし、対策ができているお店ならば大丈夫かなと思えるくらいにはなってきました。Ottotto渋谷店は初めて入りましたが、前を通った際にお店のつくりは見ていましたし、混んでさえいなければ問題ないだろうと思える雰囲気だったので。
実際に行ってみたらお客さんは僕ら含め5組ほど。80席近くもあるみたいなので、売り上げ的には大変そうだなあと思いつつ。
でもその分安心感はありました。飛沫ガードの板もたくさん用意されていて自由に使ってくださいという形でしたし、飲み物の追加注文もスマホでできるので店員さんを呼んだり話したりしなくて良いですし、しっかり対策もされていました。
■[beer210] Ottotto ペールエール
ビールの種類ごとにキャラクターの違うグラスが使われるようです。ペールエールは青い象。
■ビール情報
名称：Ottotto ペールエール
メーカー：Ottotto Brewery
産地：東京
タイプ：ペールエール
アルコール度数：不明
価格：2時間飲み放題1500円。コース料理つき3500円から。
入手場所：Ottotto渋谷店
■味わいメモ
外観：淡い琥珀色。
アロマ：フローラル感。ホップの苦味。熟成香。酵母感。
味わい：熟成香。フローラル感。ホップの苦味。酵母感。
ボディ：ミディアムボディ。
色は一般的なペールエールくらいか、やや薄いかなというくらい。香りもさほど強くはありません。穏やかなホップ感、華やかさも苦味もあり、少し酵母っぽいようなまろやかな香りもあるかなあ、という印象です。
味わいも穏やか。苦味も華やかさもそれほど強くはありません。酵母感があるからさらに優しい印象になります。全体的に抑えめという感じなので、バランスは取れてる感じがしますが、ちょっと物足りないかなとも思うくらい。
好き度：★★★
■[beer211] Ottotto ヴァイツェン
ヴァイツェンのキャラはシロクマ。白ビールだからねって感じ。
■ビール情報
名称：Ottotto ヴァイツェン
メーカー：Ottotto Brewery
産地：東京
タイプ：ヴァイツェン
アルコール度数：不明
価格：2時間飲み放題1500円。コース料理つき3500円から。
入手場所：Ottotto渋谷店
■味わいメモ
外観：濁りのある明るめの麦わら色。
アロマ：フローラル感。小麦っぽさ。酵母感。
味わい：酵母感。柑橘感。フローラル感。ホップの苦味。
ボディ：ミディアムボディ。
白ビールらしい濁りがあります。香りも酵母っぽさがあり、小麦っぽい印象もあり、白ビールだな、という感覚。
味わいも酵母感が強めです。柑橘感と、ホップの華やかさもあり、スタンダードなのかな。少しホップの苦味もあります。喉越しは酸味が感じられ爽やかで、後味では苦味がじわっと出てきます。
ペールエールでもちょっと酵母感がありましたが、Ottottoの特徴として酵母感があるのでしょうか。でも各要素が穏やかでインパクトはないなあ、とも思ったり。
好き度：★★★
■バランスはいいのかな
今回は2種飲みましたが、どちらも全体的に抑えめなフレーバーで、優しい味わいという感じでした。食事と一緒にごくごく飲むならこれくらいが良いだろ、というつくり方なのかもしれません。
他にも3種類ほどありましたが、それらはまた次の機会に。
ビール代になります。