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BLUESって名前の通り、あえてバランス崩してるの?って感じの楽しさ。TOKYO BLUESシリーズ 1000BeerChallenge(795-797/1000

■石川酒造

石川酒造は東京西部、拝島駅の近くにあります。多摩川のすぐ横で1863年から日本酒をつくっている酒蔵です。主な酒は多満自慢、昔から銭湯に行くとケロリンと多満自慢がたくさん書いてあったものです。
その老舗酒蔵が最近ではビールもつくっていて、スタンダードなピルスナーやペールエールもありますが、TOKYO BLUESというシリーズもあり、今回はその3本を飲んでみました。

■[beer795] TOKYO BLUES SESSION ALE


■ビール情報

名称:TOKYO BLUES SESSION ALE
メーカー:石川酒造
産地:東京、福生市
タイプ:セッションエール
アルコール度数:4.5%
価格:500円くらい
入手場所:紀伊國屋

■味わいメモ

色:濃い茶色。

香り:麦っぽい香りと、イーストというかトーストというか、発酵したような雰囲気の香りがします。ホップ感はあまりなく、香ばしいパンのようなイメージです。

味わい:口当たりは麦っぽさと酸味が目立ち、香りの印象に近いなという感覚です。ボディで甘みと香ばしさ、苦味も出てきて、わりとずっしりしてきます。喉越しもトースト風の麦っぽい雰囲気で、後味までフレーバーが賑やかに残ります。麦っぽさ中心なのでセッションというイメージではないものの、しっかりしていて飲みごたえもあり、まとまりはないような気もするけれど面白い感覚です。

好き度:★★★☆☆


■[beer796] TOKYO BLUES SINGLE HOP WHEAT


■ビール情報

名称:TOKYO BLUES SINGLE HOP WHEAT
メーカー:石川酒造
産地:東京、福生市
タイプ:ウィート
アルコール度数:5.5%
価格:500円くらい
入手場所:紀伊國屋


■味わいメモ

色:濁った茶色。

香り:麦っぽさと酸味が中心で、少しコクのある甘い香り。なんとなく草っぽいようなホップ感と、カカオ風の雰囲気もある気がします。

味わい:小麦っぽい優しい甘みと麦感、酵母っぽいもやっとした感じ、少し甘みと酸味。賑やかながら全体的には優しい感じがしているところに、苦味が出てくる感覚です。喉越しも酸味と酵母っぽさがが目立つので優しめで、後味では香ばしさも出てきます。全体的に優しい中に、時々苦味や香ばしさが主張してくる、ふわふわっとした変化が楽しい印象。

好き度:★★★☆☆


■[beer797] TOKYO BLUES GOLDEN ALE


■ビール情報

名称:TOKYO BLUES GOLDEN ALE
メーカー:石川酒造
産地:東京、福生市
タイプ:ゴールデンエール
アルコール度数:5.5%
価格:500円くらい
入手場所:紀伊國屋


■味わいメモ

色:くすんだ濃い茶色。

香り:麦汁に近い麦っぽい香りが中心です。全体的に甘くて優しい雰囲気で、もやっと感と酸味もある感じ。

味わい:優しい麦の甘さと香ばしさが目立つ、麦が主役って感じです。穏やかめの苦味と、少し酸味、酵母のもやっと感も穏やかに出てきます。喉越しは意外とクリアで、カラッとした印象で流れます。ホップ感がないから物足りない気もするけど、麦感が好きなら良いのかな。

好き度:★★★☆☆



ビール代になります。