スタンダードだけどちょっと個性を足してくる感じのGeorgetown Brewing Co.のビール4本 1000BeerChallenge(571-574/1000)

■Georgetown Brewing Co.

Georgetown Brewing Co.はアメリカのシアトルにある醸造所です。2002年創業ということで、現在のクラフトビールブーム以前から営業していたようです。
ただ、缶に入れて流通させ始めたのは2017年とのこと。それまでは、いわゆる樽の生ビールを地元のバーや飲食店に売っていたらしく、ここ数年拡大しつつある、そして日本にも届くようになった、という状態みたいです。

■[beer571] Johnny Utah

■ビール情報

名称：Johnny Utah
メーカー：Georgetown Brewing Co.
産地：アメリカ、シアトル
タイプ：PALE ALE
アルコール度数：5.6%
価格：600円くらい
入手場所：北沢小西

■味わいメモ

色：濃い琥珀色。

香り：柑橘感とホップの華やかさが目立ちます。据えたようなじっとりした雰囲気も少し感じられます。

味わい：口当たりはホップの華やかさが広がります。特に柑橘感が目立つ印象。コクもある麦っぽい甘さも少し。そして苦味がじわっと出てきて、喉越しではさらに軽く香ばしさと酸味が加わります。後味は香ばしさと、酸味が分離して残るような感覚。
ペールエールにしては濃い方なのかな、という感じがします。若干じっとりした雰囲気なのが珍しい気はします。

好き度：★★★☆☆

■[beer572] Bodhizafa

■ビール情報

名称：Bodhizafa
メーカー：Georgetown Brewing Co.
産地：アメリカ、シアトル
タイプ：IPA
アルコール度数：6.9%
価格：600円くらい
入手場所：北沢小西

■味わいメモ

色：茶色に近い琥珀色。

香り：麦っぽさ、シロップのような軽めの甘い香り、ホップの華やかさと柑橘感。全体的に爽やかな印象です。

味わい：口当たりは軽め。麦感と甘みがあり、柑橘感とホップ感が強めに感じられます。苦味はじんわりと出てきます。
ボディも軽めなので、ホップの華やかさが目立つような印象。でも喉越しでは逆に甘みが前に出てきて、後味は香ばしさも残ります。
ただ、じっくりと出てきた苦味が残って積み重なっていく感じもあり、飲み進めるとじわじわと苦味が勝っていくような、バランスが変わっていく感覚も面白い。

好き度：★★★★☆

■[beer573] Lucille

■ビール情報

名称：Lucille
メーカー：Georgetown Brewing Co.
産地：アメリカ、シアトル
タイプ：IPA
アルコール度数：7%
価格：600円くらい
入手場所：北沢小西

■味わいメモ

色：濃い琥珀色。

香り：柑橘感が目立つ感じ。ただ、少しコクのある甘い香りもあります。

味わい：口当たりは柑橘感が強めで、麦っぽい甘さが漂うような雰囲気です。クリアな麦っぽい甘さで軽めかなと思ったら、苦味と柑橘感と華やかさ、ホップ感がどっさり出てきます。喉越しは甘さもあり、後味は香ばしさが香ります。
ホップ感が賑やかですが、苦味は若干控えめかなという感じで、その分だけ爽やかで軽やかな印象になっています。

好き度：★★★★☆

■[beer574] MEOWSA!

■ビール情報

名称：MEOWSA!
メーカー：Georgetown Brewing Co.
産地：アメリカ、シアトル
タイプ：DOUBLE IPA
アルコール度数：8.1%
価格：600円くらい
入手場所：北沢小西

■味わいメモ

色：くすんだ薄い茶色。

香り：麦っぽい甘さが印象的です。ホップ感、柑橘感は意外と穏やかなような感じで、香ばしさも少しあります。

味わい：ややジューシーな口当たりで、甘みとともにホップの華やかさ、柑橘感、苦味がバランス良く出てきます。ボディは色の印象よりも意外とクリアで、ホップ感が目立ってくるような感覚。喉越しとろっとしたジューシーさがあり、後味は苦味が強めに残ります。
ヘイジーの一歩手前くらいの立ち位置で、しつこすぎず良いところ。

好き度：★★★★★