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ホップよりモルト感メインの硬派なIPAシリーズ。ストーン醸造所の2本 1000BeerChallenge(385-386/1000)

■STONE BREWING

日本でも輸入ビールを扱う酒屋さんではわりとよく見る、ガーゴイルをトレードマークにした統一感のあるデザインの醸造所です。
設立は1996年、カリフォルニアのサンディエゴ近くで、大学の同級生だった2人によって創業されたとのこと。まだ現在のようなクラフトビールブームもなく、ホップたっぷりIPAも一般的ではなかった頃だそうで、最初は小規模に始まったのでしょう。それが今ではアメリカのクラフトビール会社で生産量TOP10に入り、日本でも買えるまでに成長しました。実力派っていうイメージです。


■[beer385]STONE GO TO IPA

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■ビール情報

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名称:STONE GO TO IPA
メーカー:STONE BREWING
産地:アメリカ。カリフォルニア州
タイプ:SESSION IPA
アルコール度数:4.7%
価格:500円くらい
入手場所:信濃屋


■味わいメモ

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外観:琥珀色。
アロマ:フローラル感。柑橘感。ホップの苦味。麦っぽさ。
味わい:フローラル感。麦の甘さ。熟成香。柑橘感。ホップの苦味。麦の香ばしさ。
ボディ:ミディアムボディ。

色は濃くはありません。香りはホップの華やかさがメインで、少し柑橘感と苦味の印象もあり、セッションIPAらしいところ。ただ、麦っぽさがわりとあるのが珍しいかもしれません。
味わいは、セッションIPAらしいホップ感+麦感というイメージ。口当たりはホップの華やかさに加えて、甘めな印象です。じわっと苦味が出てきて、そのまま全体を覆うくらいに強く感じられるようになります。それが落ち着くと、麦っぽい香ばしさが出てくる気もします。喉越しから後味も苦味と麦感が中心。
重たくはないけれど、味ははっきりしている感じ。セッションIPAというと軽めで華やかさが中心なイメージですが、これは麦っぽさが強いのが特徴的な感覚です。


好き度:★★★★


■[beer386] STONE IPA

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■ビール情報

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名称:STONE IPA
メーカー:STONE BREWING
産地:アメリカ。カリフォルニア州
タイプ:IPA
アルコール度数:6.9%
価格:500円くらい
入手場所:信濃屋


■味わいメモ

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外観:琥珀色。
アロマ:フローラル感。ホップの苦味。麦っぽさ。トロピカルな甘さ。カラメルっぽい甘さ。
味わい:フローラル感。柑橘感。ホップの苦味。トロピカルな甘さ。熟成香。麦の香ばしさ。
ボディ:フルボディ。

色は普通だけれど、香りは甘めな印象です。パイナップルのようなトロピカルな甘さという感覚。カラメルっぽいこってりした甘さもあるような。麦っぽさも感じられます。この麦感がストーンの特徴なのかな。
口当たりは香りに反して苦味が強めです。ホップの華やかさや柑橘感、パイナップルのような甘さもふわっと出てくる感覚。ボディはまた麦っぽい雰囲気になっていき、後味は苦味と柑橘感、麦っぽさがバランスよく残ります。
全体的には軽めな印象なものの、苦味がダイレクトにくる感じと、優しい甘さがずっとある感じが、味の厚みってイメージになります。


好き度:★★★★

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ビール代になります。