米を使う意味とは。なんて考えてしまう、御殿場コシヒカリラガー 1000BeerChallenge(268/1000)
■御殿場高原ビール株式会社
御殿場高原ビール株式会社は、名前の通り静岡県の御殿場にある醸造所。ブルワリーレストランもあって、地ビールらしい運営をしてるという雰囲気です。
かつては居酒屋チェーンなどを運営する米久という会社の子会社だったこともあり、その系列の居酒屋でも提供されていたとか。しかし米久が伊藤ハムに吸収されたことで放り出され、今は御殿場のホテルなどを経営する時之栖という会社の子会社になっているようです。
さらに、2020年にはウィスキーの蒸留免許を取得したとかで、拡大志向はありそうな。会社名もGKB株式会社に変えたようで、海外進出とか目指すんでしょうか。
■[beer268] 御殿場コシヒカリラガー
御殿場で収穫されたコシヒカリを使ったというビールです。御殿場で米作りというイメージもありませんが、ビールに米というイメージもありません。どういうビールになるのか。
■ビール情報
名称:御殿場コシヒカリラガー
メーカー:御殿場高原ビール株式会社
産地:静岡
タイプ:ラガー
アルコール度数:5.5%
価格:300円くらい
入手場所:ナチュラルローソン
■味わいメモ
外観:くすみのある麦わら色。
アロマ:麦っぽさ。ホップ感。酵母感。トースト香。
味わい:麦っぽさ。香ばしさ。甘み。酸味。
ボディ:ライトボディ。
ちょっとくすみのある麦わら色です。これが米由来? なんていちいち考えてしまいます。
香りは不思議と食パンのような印象です。トースト香というのか、それとも米から来ている香りなのか。あとは麦っぽさが感じられますが、ホップ感は弱い。
味わいも独特でした。口当たりは酸味が目立ちます。そして粉っぽい香ばしさがあります。これが米かも、って気になる。ボディでじわっと麦っぽさが出てきて、米っぽいコクというか甘みもあり、そして喉越しは軽めに流れます。
面白い味だとは思うのですが、好きかと言われると、そうでもない。ビールらしいかと言われると、そうでもない。米を使うことで美味しくなるならいいんだけれど、珍しい面白いだけだとねえ、という感じでした。
好き度:★★
ビール代になります。