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玉村本店の実験的しっかり路線の2本 1000BeerChallenge(458-459/1000)

■[beer458] Experimental Extra Special Bitter-01

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那須高原ビールシリーズで知られる玉村本店です。つくっているビールの種類は多いけれど平均点はきちんと高いイメージの醸造所。その玉村本店の、試しにつくってみた的な雰囲気のビールがありました。
まずは、ESB。Extra Special Bitterの略ですが、さらにホップを増やしてみたようです。


■ビール情報

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名称:Experimental Extra Special Bitter-01
メーカー:玉村本店
産地:那須
タイプ:Extra Special Bitter
アルコール度数:6%
価格:500円くらい
入手場所:プラチナビアマルシェ川﨑


■味わいメモ

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外観:銅色。
アロマ:フローラル感。ホップの苦味。麦っぽさ。酵母っぽさ。
味わい:フローラル感。ホップの苦味。麦っぽい甘さと香ばしさ。酸味。酵母っぽさ。
ボディ:フルボディ。

色は確かに濃い方。エクストラって感じがします。でも香りは意外と優しめです。ホップ感はあるものの、名前からしたらもっとあっても良いんじゃないかなっていうくらい。
味わいも意外なことにホップよりも麦っぽさが目立っている印象です。そして酸味や酵母っぽい雰囲気。ボディではホップの華やかさと苦味も出てきますが、喉越しや後味もホップ感と麦っぽさがバランスしている感覚です。
どっしりしているので飲みごたえはあるのですが、エクストラビターって思いながら飲んだので、おや、こういう感じなのね、という印象にはなりました。

好き度:★★★


■[beer459] ゆるブル Wheat

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Wheatという名前なのでホワイト系ではある。けれど、ここにホップをさらにどばどばっと加えたことで、IPAかヘイジーに近いイメージになっています。こうなってくると、もはや分類もよくわかりわかりませんね。


■ビール情報

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名称:ゆるブル Wheat
メーカー:玉村本店
産地:那須
タイプ:Wheat
アルコール度数:5%
価格:600円くらい
入手場所:プラチナビアマルシェ川﨑


■味わいメモ

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外観:濁りのある明るめの茶色。
アロマ:フローラル感。柑橘感。ホップの苦味。麦っぽさ。酵母っぽさ。
味わい:フローラル感。柑橘感。ホップの苦味。麦っぽい甘さ。香ばしさ。酵母っぽさ。
ボディ:ミディアムボディ。

濁りのあるオレンジに近い茶色というような色です。これはもうヘイジーではないのか、確かにホワイトも濁ってるのもあるけれど、これはホップ由来の濁りだよなあ、などと思ったりします。
香りもホワイトというよりはヘイジーに近い印象です。ホップの華やかさと柑橘感があり、かなりジューシーな雰囲気。少し麦っぽい甘い香りがある気がするのはホワイトだからこそでしょうか。
味わいは思っていたよりは軽め。口当たりホップの華やかさと柑橘感が穏やかに感じられます。でも、そこから苦味が強めにじわーっと出てくるような印象。ボディでは麦っぽい甘み、喉越しでまろやかなホップ感、後味で穀物っぽい香ばしさ、いろいろなフレーバーが顔を出す感覚です。
ホワイトやセゾンは、柑橘感や酸味が強いものが多い気がしますが、これは苦味がメインという感じのホップ感で、好きなバランス感でした。


好き度:★★★★



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ビール代になります。