ゲームサウンドや音響で”より良いUX”を実現したい

はじめまして、ゲームサウンド何でも屋の川口です。
表題の通りサウンドや音響（今回は触れませんが触覚など）を用いることでゲームのUXをより良くしたいと日夜考えています。

ゲームのUXって？

いきなりですが、ゲーム（アプリ）におけるUX（体験）って色々ありますよね。

ゲームシステムそのものの遊びの体験はもちろん、キャラクター、イラスト、物語や楽曲、歌や声優さんの演技などの魅力が注目されがちですが、それらを全てまとめて1つの体験を形作っているというのは、なんとなくご想像いただけるかと思います。

その中で音響（ざっくり言うと音の鳴らし方）という要素がとても大事なので、どういうものかというのを広く知っていただければ。

ゲームの音響は料理の”おもてなし”

音の鳴らし方って料理の”おもてなし”みたいなもので、食事に例えればテーブルやイス、壁紙や照明、食器の選び方、次の料理を出す順番、タイミングなどが適切だとどのように心地よいか…みたいなところです。

多くの人にとって一度は体験した上で比較をしないと想像しにくく、言語化や数値化が非常に難しい部分でもあります。

追加情報があると、より楽しめる

最近はそこに加えて文脈価値というものを重視していて、例えばピアノ未経験の声優さんがライブのために3ヶ月練習して、とても未経験者だったとは思えないライブを成功させたとします。
その情報を知っているかどうかで、そのライブは貴方にとってより特別な体験に変わるかもしれません。

楽曲単体の魅力はもちろん、その先を目指そうとしたらこの”鳴らし方”の部分を丁寧に作っていく事が、心に残る体験を生み出すきっかけになると信じています。

noteでやっていきたい事

動画による体験例、同様の体験を作り出すための考え方、各種ツールを用いた手軽な実現手段などを紹介していこうと思います。
よろしくお願いします。

著者について

ゲームサウンド何でも屋の川口です。
サウンドデザインの他に触覚やUXデザイン、それを実現するためのワークフロー整備やら音響設計やらミドルウェアのエヴァンジェリストみたいな事を仕事にしています。

たまにTwitterで音響について呟いて少しバズったりします。
この辺も個別に掘り下げる予定なのでお待ちください。

やっぱり見えない部分をちゃんと演出できるのは「音」なんだよなぁ…。この丁寧さ、マジで見習いたい。
#ペーパーマリオ #オリガミキング #NintendoSwitch pic.twitter.com/1aAeh59aUY

— 川口@CRI ADX2 ﾁｮｯﾄﾃﾞｷﾙ (@ADX_kawaguchi) July 26, 2020

ゲーム音響関連の情報が集まる場所

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