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開校!「アドウェイズ映像大学」

こんにちは。ADWAYS(アドウェイズ)の CREATIVE BLOG編集部です。

本日は、ADWAYSのクリエイターチームで動画・映像制作をしているユニットが主導するプロジェクト「アドウェイズ映像大学」についてご紹介したいと思います!
お話をしてくれた、プロジェクト担当者はこちら。

とっとこAE太郎
芸術大学卒業後、TVポストプロダクション、映像制作会社を経て
アドウェイズへ中途入社。
AfterEffectsを使用して、WEB広告を中心にゲーム系PV・TVCM・MV制作。
大好きなのは「フラクタルノイズ」



動画を学びたい意思 × 高いデザイン力による
新たなスキルの獲得


ー 「ADWAYS映像大学」とは一体どんなプロジェクト?

動画制作初心者が、アドウェイズでの動画制作業務ができるように導く」活動をしています。
指導内容としては『After Effectsの習得』『映像知識の習得』『制作ルールの習得』の3つです。
チュートリアルや資料を用意し、受講者のみなさん各自で進めてもらっています。質問等があれば、オンライン上でコミュニケーションを取って解決し、リモートワークにも順応した取り組みをしています。

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テキストアニメーション①

▲資料一部抜粋
AE(アフターエフェクト)での初心者向けのチュートリアル。



ー このプロジェクトを始めたきっかけを教えてください。

昨今の動画広告の需要の高まりもあり、静止画デザイナーから動画を学びたいという声が各所で挙がっていました。
しかし、0から学ぶにはハードルが高く、さらに業務レベルとなるとかなり厳しい道程です。
実際、独学し挫折してしまったという方もいました。
高いデザイン力があり、動画を学びたいという意思もある静止画デザイナーに対し、是非、動画制作の戦力になっていただきたく、このプロジェクトを始めました。



ー 実際に始めて大変だったことや、良かったことは?

一対一での指導経験はありましたが、参考書のような資料制作や、チュートリアル動画の制作はあまりなかったので、一講座作るのに時間がかかってしまいました。
私自身、これまでの経験で直感的に覚えているところも多かったので、一つ一つ専門的すぎず、理解しやすい言葉に落とし込むのが大変でした。
結果的にですが、資料だけで、各自のペースに合わせスキルアップできるものになり、コロナ禍でも問題なくプロジェクトを進められています。

また、普段行っている自分のやり方を改めて見直す良い機会になりました。
普段なんとなくやっている基礎的な操作が本当に最適解なのか、今一度、確認してみると、「今の業務にはこっちのやり方が良い!」「このショートカットのほうが楽」等、新たな発見があり、私自身も以前より効率的な作業ができるようになりました。



ー 受講者の反応や成果はどうでしたか?

プロジェクトを行った結果、受講者のみなさんの目覚ましい成長はもちろん、AEを使って、花びらや火の粉が舞うといったエフェクト素材を自作し、実務でも役立てているとの話も聞きます。
また、さらに実務的な内容を身につけるため、+αで中途入社者が行う実務研修を受け、もう少しで動画制作業務に入れる方もいます。

受講者のみなさんからいただいたコメントを紹介します。

【受講者Kさんコメント】
以前からAEで動画を作りたい気持ちはあったのですが、
圧倒的なツールの多さにどこから手をつけていいのかわからない状態でした。
アドウェイズ映像大学は、そんな初心者の私にも理解しやすいようやさしめな難易度でまとめられていたので、毎回楽しく学びながら演習に取り組むことができました!
直近では、パーティクルを使ったエフェクト素材の制作や、好きなキャラクターを紹介する30秒程の動画を作れるようになりました!
これからも新しい機能を覚えて、表現の幅を広げていきたいです。

【受講者Sさんコメント】
アドウェイズ映像大学では、基礎的な事はもちろん、更に一歩踏み込んだ一工夫や細かいポイントも学べて、最終課題を終える頃にはまさに脱初心者した!という気持ちになりました。
例えば今まで動きを付ける際はキーフレームを打つだけのアニメーションでしたが、グラフエディタを使って緩急をつけるとより動きが変化する。など、普段何気なく触っているだけでは気づけないポイントをたくさん学べたと思います。
また、ミュージックビデオなどでたまに見るシェイプアニメーションを使った動画に以前から興味があり、作り方が気になっていたものの、どこから手を出せばいいかわからないといった具合だったのですが、今回その表現方法の講座があり元々知りたい分野ということもあって楽しく学べました。
これ以外にも制作してみたい表現がいくつもあるので、今回得た知見を活かして色々と挑戦してみたいと思います!



ー プロジェクトを始めたことによって、自身が気づけたことは?

受講者のみなさんの意欲の高さ、ポテンシャルの高さに驚きました。想像以上でした。作品制作課題では、数か月で覚えたとは思えないくらいの成果物です。
みなさん静止画デザイナーなので、当然デザイン力はありますし、普段からPhotoshopを使いこなしている方々なので、あとはアニメーションと動画的構成力を上げていけば、確実に動画制作業務に入ることができると思いました。

正直、危機感を覚えました。数年後、追い抜かれるんじゃないか?と思い、自習時間を増やしました。とても刺激を受けてます!



やり切ることで得られる、達成感と成長感で
モチベーションを維持する


ー 運用している中で大切にしていることはありますか?

映像大学_記事内画像

『触れやすく』
無知識だと取っつきにくさがあるものなので、基本的にハードルは低めに、一歩一歩。できるだけ1回の講座は短時間で終われるように。

『面白く』
実戦形式で1回の講座でも「達成感」「作り上げた感」がある内容で、
少しでも「魅力的な映像」を作る課題を設定。

『自分で』
提供する資料さえあれば、1講座いつでも「自分で」できるように。
課題も「自分で」やりきれるようにレベル設定と事前サポートをする。


この3つの心掛けは自身の経験が基盤になっています。
私自身も動画スキルはほぼ独学でしたが、働きながら空いた時間で『学ぶ』というのは面倒です。だからこそ、モチベーション維持が大切です。
維持するためには、歩幅は小さくても一歩ずつやりきり、達成感と成長感を得ることがポイントだと思います。

私はこれまで、学ぶ際に何度も挫折を経験してます。
でも上手くいっているときの教材は、
「短時間でできる」「やっていて面白い」「自分のレベルでやりきれる」
この3点がありました。
長時間かかり、面白くなく、ちぐはぐなものができると、次の勉強時間は当分先になるでしょう。
しかし、上記の3点が揃うと自然と手が動き、やりきれば「俺できんじゃん!」「次こうしてみたい」のような、モチベーションがどんどん高まっていきました。

ちょっとずつでも、やりきれば達成感を得られるし、そこで新しい学びがあれば成長感も得られる。そして、モチベーションが上がり、または維持ができ、次また学ぶようになる。
だからこそ、『触れやすく』『面白く』『自分で』が重要だと考えてます



ー 今後挑戦していきたいこと・どんな存在のPJにしていきたいですか?

ひとまず講座内容を充実させ、多くの受講者のみなさんに対応できるようにしたいです。
現状自分ひとりで運営をしてますが、多くの人を巻き込んでプロジェクトを進化させたいです。



ー アドウェイズ映像大学を受講できない社外の動画制作初心者の方へ
おすすめの学び方法やアドバイスを教えてください!

1. 下手でもいいから、とにかく完成させる
2. 誰かに見てもらってコメント貰う
3. それらを生かして次を作る
4. プライドは捨て、レベルの高い人がいたら教えを乞う
5. SNSで良い動画を作る人をフォロー!

これらを心掛けることです!
何か新しいことを学ぶということは、想像以上に時間とエネルギーを消費します。また、最初の目標を高く設定してしまうと、なかなか先に進まず、挫折してしまう。先ほどにも述べましたが、スキルを自分のものにするには、いかにモチベーションを持続できるかが大切になってくると思います。
そのため、他者評価をもらったり、良い作品から刺激を受け続けることで、独学でも高い熱量を維持しやすくなるので、上記5項はオススメです!
ぜひ、動画制作に興味がある方は、簡単な目標からスタートして、貪欲に知識を蓄えていってほしいなと思います。

ー とっとこAE太郎さん、ありがとうございました!



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