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デザイナー内定者おすすめ!就活で悩んでいたら使って欲しい自己分析ツール
こんにちは。ADWAYS(アドウェイズ)のデザイナー職で22卒内定の古賀です。
私は'21年の3月頃に就活を終えたばかりの専門学生で、現在はグラフィックや販売促進に関するデザインを学んでいます。
来年アドウェイズに動画編集デザイナーとして入社予定です。
私の就活経験を振り返ると、自己分析に苦労したことがとても印象に残っています。
また、コロナ禍で就職活動を始めたときや、地方から都内へ就職活動の場を変えたときなど、自分の就活軸を見直す機会が度々あり、自己分析の重要性も実感しました。
使用した自己分析ツールが就活終盤まで役立ったので、今回の記事では自己分析ツールと実際に使ってみた体験談も交えてご紹介していきます。
このnoteはこんな人におすすめ!
・デザイナー職や広告代理店志望の就活生
・就活に少し行き詰まりを感じている人
・企業選びの判断材料を増やしたい人
就活イベントや業界研究が本格化する中で、企業選びの軸を再考するタイミングがあると思います。
この記事を読んで「こんな方法もあるんだ!」と少しでも参考になれば嬉しいです。
1. 自己分析が大事だと痛感したのは11月頃
私が就職活動を本格的に始めたのが2年生の9月頃、終えたのが3年生の4月頃でした。(3年制の専門学校に在籍)
当初は地元での就職を検討していましたが、コロナの影響もあり、なかなか条件に合う企業が見つからず……。
その後は都内での就職も視野に入れる中、就活が本格化しました。
情報収集のため就活イベントに参加し、手探りで行動する日々。
情報を集めているはずなのに、漠然と不安が募っていきました。
段々と行き詰まりを感じ始めたのは、企業説明会が増えてきた11月頃。
にっちもさっちも行かなくなった私はここで一度立ち止まって
「私は何故就活をするのか?」と自分に問いかけました。
自己分析を通じて自分の就活軸を再考することが目的でした。
今振り返ると、ここで自己分析を行ったことが後々の面接にも役立ったので、胸を張って「自己分析はしておくと良いよ!」とおすすめできます。
ところで、みなさんは自己分析と聞いてどんなイメージがありますか?
2. 自己分析って?
あらためて「自己分析」の定義をおさらいします。
未来の自分がどんな人でありたいか、
将来を考えるために今の自分を深く理解する方法
定義としてまとめると堅いイメージがあるかもしれません……。
私も初めて聞いたときに難しそうな印象を持ちました。
では、就活生にとっての「自己分析」とはなんでしょうか?
私が考える自己分析の具体的な目的は以下の通りです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60594312/picture_pc_7df8fcb061865efd0c4bf086e52fce58.png?width=1200)
分解するとメリットがたくさんありますね!
とはいえ、自分を分析するというのは、なかなか慣れないし大変な作業だと思う人もいると思います。
そこでここからは実際に私が使ってみて、とても役立った自己分析の方法をご紹介します!
3. 実際に使ってみた!自己分析ツール:Will Can Must
1つ目はWill Can Mustです!
やりたいこと(Will)・できること(Can)・するべきこと(Must)の3視点から自己分析ができる方法で、自分の就活軸(就職活動で重要視すること)を決める方法としておすすめです。
所要時間は30分程度で行うことができます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60600274/picture_pc_40887cfbb69dea93df3ea6f54216a8e9.png?width=1200)
Will Can Mustの書き方
Will:何をしたいか、どうなりたいか
Can:何ができるか、どんな能力があるか
Must:何をすべきか、何を求められているか
紙とペンがあれば誰でも簡単に始められる方法です。
(ちなみに、私はいつも持ち歩いている手帳に書いて、必要なときに見直していました)
どのように書き進めるのか、早速見てみましょう!
1. Will(やりたいこと)=未来の自分について
・自分が働く/生きていく上でやりたいこと
・自分の将来像(具体的にどんな人材になりたい)
やりたいことは「働くモチベーション」に、将来像は「自分の成長」をイメージすることに繋がります。
もし思い浮かばなかったら、逆に嫌いなことを出してみるのも良いですよ!
やりたいこと=嫌いなことではないはずです。
私の場合......
映像と広告デザインに関する仕事に携わりたい!と思いました。
また、編集技術だけではなく、クライアントの要望に対して制作物の方向性を提案できるような人材になりたい!と考えています。
きっかけは在学中に依頼されて映像を作る機会があり、もっといろんな人の目に触れるにはどうしたら良いかを考えるようになったことです。
また、その課題はデザインの力だけでなく、さまざまな方法と組み合わせることで、より解決できると考えていることに気づきました。
2. Can(できること)=今の自分について
・勉強していきたこと、資格、性格
・自分が持っているスキル
・自分ができること
今できることを明確にすることで、企業に対して貢献できることを挙げていきます。
簡単なことでもどんどん書いていきましょう!
思い浮かばないときは、人に聞いてみるのも面白いですよ〜。
私の場合......
グラフィックや販売促進に関するデザインを学校で勉強していたので、スキルはPhotoshop、Illustrator、AfterEffectsなどの基本的な操作ができること、資格は色彩検定や3DCGの資格を取得しました。
3. Must(するべきこと)=現在から未来にかけて
・必要な知識や技術
・できるようになりたいこと
業界や企業が定まっていない場合、何が必要か考えるのは難しいかもしれません。
わからない!と放り投げずに「何を自分に求められているか」「自分は何を必要としているのか」考えてみることが大切だと思います。
私の場合......
広告に関する知識が不足していると感じました。
また、勉強しているとはいえデザインスキルもまだまだなので、まずは、もっといろんな作品を見て、観察力を養いたいと思います!
就活でどう活用した?「Will Can Must」
WillやMustに比べて、Canがなかなか書けない……という方、安心してください!
もともと自己分析は自分ができないことを見つける方法でもあります。
「Canがあんまりないから向いてないのかな」と選択肢を狭めずに、成長の幅を見つけたと思ってポジティブに捉えましょう!
それを踏まえてWillとCanを見てみると、自分がこれからどうなっていきたいか、将来像がわかると思います。
これは自分の将来の方向性、つまり企業選びやミスマッチの防止に生かすことができます。
手探りなことが多い就活は、どうしても限られた時間の中での行動を迫られます。なので、少しでも検討材料を減らし就活軸を固めることが重要になってくると思います。
私自身も就職活動のエリアを変更したこともあって、志望する業界を変更するかどうかを何度も検討しました。
結果的には悩んだ分、自己分析も重ねたからこそ、今があると思っています。
またWill Can Mustはエントリーシートや後々の面接にも役立ちました!
具体的には……
御社を志望する理由は何ですか? → Will
あなたが得意なことは何ですか? → Can
この会社で成し遂げたいことは何ですか? → Will
あなたの夢はなんですか?どうすれば実現できますか? → Will、Must
という感じです!
4. 実際に使ってみた!自己分析ツール:マインドマップ
2つ目はマインドマップです!
テーマを中央に配置してそこから放射状に関連するキーワードを連想していく方法で、自分の性格や思考を具体的に視覚化できる自己分析です。
こちらは自分の強みを整理する方法としておすすめです。
所要時間は30分程度で行うことができます。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60600227/picture_pc_02d1f19af309be89276f178c57be34c3.png?width=1200)
マインドマップの書き方
こちらも紙とペン、ない場合はアプリでもできる方法です。
色や見やすさもこだわると書き終えた後の達成感もひとしおです。
どんな風に書き進めるのか、早速見てみましょう!
1. テーマ決定
・テーマとなるキーワードを中心に配置する
・(例)自分
→好きなこと, 嫌いなこと, やりたいこと, 今まで, これから
中央から全体へ広がるように、5つか6つくらいで深掘りするとバランスが良いのでおすすめです。
私の場合......
テーマを自分とするとこんな感じです!
・好きなこと → vimeoで映像を観ること
・嫌いなこと → 睡眠時間が少ない日に早起きすること
・やりたいこと → モーショングラフィックス
・今まで → グラフィックや販売促進に関するデザインを勉強してきた
・これから → いろんな映像を作ってみたい!
2. キーワードは簡潔に単語で書く
・どんどん連想させていく
・(例)5W1H:誰が、いつ、どこで、なにを、なぜ、どのように
丁寧さを重視するよりは自由に書いていきます。
ここでは就活意識を一度捨てて、連想ゲームだと思って楽しんでやるのもコツの1つです。
私の場合......
好きなことをピックアップしていくとこんな感じです!
・好きなこと → vimeoで映像を観ること
誰が:自分が
いつ:暇なとき、インプットが必要なとき
どこで:自宅や学校で
なにを:配色が綺麗な映像、動きが心地よい映像
なぜ:観ていて面白い、ジャンルが幅広くて飽きない
どのように:スマホや自宅のPCで
就活でどう活用した?「マインドマップ」
マインドマップでは、今まで自分では気づかなかった自分の性格や特徴を具体的かつ客観的に知ることができます。
ここまでの流れで「何故?」を何度も問いかけていましたよね。
これによって過去の出来事に自分の考え(裏付け)が浮かび上がるので、エピソードに説得力という厚みを出すことができます。
これは自己PRなど、自分の強みを話したいときに使えますね!
私自身、課題でマインドマップを制作したり、自分でやり直したりと何度か経験があったからこそ、緊張している面接で深掘りした質問がきても答えられたのかなと思います。
5. ツール活用で得た就活軸と企業マッチングの振り返り
Will Can Must:自分の就活軸決定に
マインドマップ:自分の強みや情報整理に
ざっくりですが、ここまで2つの自己分析ツールをご紹介しました!
どちらも簡単にできる上に深掘りした分だけ自己分析も進められる便利なツールです。
ここからは、実際に2つのツールを使って私が得た就活軸と企業のマッチングについて、自分なりに振り返っていきます。
Will Can Mustから……
「今の自分は映像とデザインの勉強していて、映像と広告デザインに関する仕事に携わりたいと考えている。そのため、広告について勉強する必要がある」とわかりました。
マインドマップから……
「デザインや映像に興味があり、好みが明確。映像制作の流行にも関心がある」とわかりました。
これらの情報から私の就活軸をまとめてみます。
・映像制作、広告デザインに携わることができる仕事
・デザインなど、さまざまなアプローチで課題解決することに関心がある
・デザインの流行に興味・関心がある
大きく分けるとこの3つになると思います。
続いて、アドウェイズの求める人物像です。
・Trend Catch:世の中のトレンドや情報に対する興味や感度が高い
・Team Work:人が好きで、チームワークを大切にできる
・Fiexible:柔軟な思考で物事を捉え、対応することができる
私の就活軸とアドウェイズの求める人物像を比較すると......
私:映像制作、広告デザインに携わることができる仕事
アドウェイズ :広告の動画編集デザインの仕事
私:さまざまなアプローチで課題解決することに関心がある
アドウェイズ :柔軟な思考で物事を捉え、対応することができる
私:デザインの流行に興味・関心がある
アドウェイズ :世の中のトレンドや情報に対する興味や感度が高い
このように網羅できているので、私は自分の就活軸に合った企業選びができていたと思います。
あらためて振り返ると、自己分析ツールを通じ、自分の就活軸や強みを明確にすることで、就活全体の満足度を高めることができていました。
これから精一杯いろんなことを学んで、なりたい自分に近づけるようにがんばります!
6. おわりに
・自己分析は何回も幅広く行って抜け漏れをなくそう(自信をつけよう)
・不安で大変なことも多い就活だからこそ何事も早め早めに行動しよう
コロナ禍でオンラインでの活動がメインとなり、情報収集がしやすくなった一方で就活生に求められることも多くなってきていると思います。
就活を始めてみたけれど、不安が募って「どうしたら良いかわからない!」という人にこそ、就活軸を決めたい場合は「Will Can Must」、自分の強みを整理したい場合は「マインドマップ」をおすすめしたいです。
この記事が少しでも就活における不安解消の手助けになれば幸いです。
また、1人でも多くの就活生が納得のいく結果を掴め取れるよう、応援しています!
・・・
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