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【第1話:オドオドしながら香港上陸】海外で全ての願いを叶えた実話

こんにちは。


ブログ歴13年、香港のオレンジゴミ箱が大好きなASAKOです。

2015年〜2020年まで、夫の駐在に帯同し香港で生活しました。

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この6年間で、

「人生が180度変わってしまった」

そんな私のことと、

「それ絶対ムリでしょ!」

と言われるようなことでも全て叶えてきたことについて、


香港の想い出とともにストーリー形式で書いてみたいと思います。


香港好きの方だけでなく、願いを実現したい全ての方に役立つ「ヒント」をお持ち帰りいただけると思うので、


ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。


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2014年 クリスマスの日、私は息子と2人で香港に初上陸。これから暮らすマンションを決めるために、2週間の滞在。


夫は仕事なので、日中は2人きり。心臓に毛が数本しか生えてなかったその頃の私は、息子の手を引いてビクビクしながら街を歩いてたよね(笑)


とにかく人が多い。騒がしい。


お店も多くみんなの声が大きい、怒ってるみたい、生肉がぶら下がってる、嗅いだことのない匂いがする、路上で下着が売られてる、ゴミ箱にはごみが溢れて、散乱してる・・・


なんか怖い、って怯えてました(笑)


して1年が経った頃。香港生活にも慣れてきて、なんかやりたいなと思った。でまず、


「日本から先生をお呼びして、香港でレッスンを開催したい」と思ったの。


日本にいる時、ウォーキングレッスンを習っていたんだけど、日本人女性の歩き方は奇妙で汚いからすぐ分かる、って外国人に思われていることを知り、悔しく思ったことがあって。


外国に住む我らはまさに日本人女性代表。ウチらが姿勢良く美しく歩くことで、そんな不名誉な印象を払拭したい!って思いもあった。


ま、自分が復習したかったのもあるんだけどね。


私はすぐさま、日本にいる先生に連絡を取り、まずは日にちを抑えた。ついでに先生の飛行機も予約した。


私まず1番最初に、お尻を決めちゃうの。


会場も決まってないし、お金のことも全く考えてないんだけどね!


それから毎日のようにブログに美しい姿勢と健康になる歩き方についての記事をかきまくりつつ、会場探しをした。


20人ぐらい入れて、壁が全面鏡張りみたいなところが希望なんだけど、アホ高いのよ!


そうよ、ココは世界一不動産の高い香港よ!公共の体育館は安く抑えられるけど、予約受付が1週間前ってかなり博打でしょ!


困った私はブログにそれも書きなぐる「会場どうしよー」更に会った人にも言いまくる「会場どうしよー」


すると「知り合いのダンス教室に頼んでみる!」とか「ここはどうですか!」って声をかけてもらって・・・


銅鑼湾というまさに不動産世界一の高額立地にあるダンス教室を、破格値で貸してもらえたり、


日本人が沢山いるエリアでもう1つの会場が決まったりと、会場問題はクリアした。


しかしそれに被せるように次の大問題が発生!!


香港の訪問ビザは、出張での滞在は認められてるけど「出張」と「就業」は区別されていて、訪問ビザでの「就業」はたとえ無給でも禁止されている。


「就業」にあたるのは、不特定多数の消費者に対してサービスの提供や販売を行うこと。


アーティストがコンサート開いたり、日本の工芸品を売るために、店頭で製作の実演を行ったりするのもこれにあたる。


実際その年に、香港に教えに来た空手の先生が逮捕されたって事件があり、ヤバいじゃん、先生がこれになったら益々有名になるじゃん!


ってそうじゃなくってーーー!!!!!!


香港に来るために空けてもらった日は、日本で通常レッスンがある日で、そこの生徒さん達には他の日に振替えてもらってまで確保した日。


既に多くの方にご迷惑おかけしてるし、そもそも先生をお縄にするワケにはいかんでしょ!


ってことで、たった2日間のために就業ビザを取ることに。


調べてみたら、海外から講師を呼ぶ場合、ビザ申請者に対して香港の企業主がスポンサーになる必要があった。要は保証人ですね。


それで会社経営をしている香港人の友人に頼んだんだけど、開催するレッスンと業種が合わないからたぶんダメねと。


ギイェー!!業種も合ってないとダメなのか!ってここでまたブログに書く、人に言う。


すると「知り合いの会社に聞いてみます!」とか「人を紹介するから連絡とってみて!」と言っていただきながら・・・


神さま現る、ですよ。


「主人の会社どうかな」って友達が声かけてくれたのが健康食品業界、これならバッチリOKですはい!


スポンサー決まったー!てビザ申請はどうやるの?言葉もできないのに私ができるワケないからとうぜん、外注。


けど調べたら5000HKD、つまり7万円くらいかかるってそれ、レッスン代が高くなっちゃう!


先生の飛行機代、ホテル代、ギャラ(おまけして頂きました)を払いつつも、日本と同じ価格で受けられることを目指していた私。


したら夫の会社の女の子がビザ申請をやってくれることに!


彼女にはお礼にレッスンを無料招待することにしました。


慣れないどころか初めてのことを一生懸命にやってくれ、日本にいる先生のお手元にビザが到着したのは、香港へ出発する日の1週間前!!


間に合うのか最後までドキドキでしたが、簡単に叶っちゃつまらない、途中にハラハラするドラマが用意されてるからこそ、


達成した時の喜びが巨人なのだと思うんですよね〜
(その時はそんな余裕まるでないけどね!笑)


会場の神さま、ビザの神さま、ビザ取得の神さま、フライヤー作成の神さま、そしてブログの読者さま達に助けられて、


①世界一高額立地の壁が鏡張りなダンス会場で

②たった2日間の為に香港企業のスポンサーをつけて

③就業ビザもギリッギリ取得できて

④日本と同じレッスン料金で

⑤2つの会場で合計33名の方に



9ヶ月の準備期間を経て、レッスンを開催することができました!!!

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両日ともレッスン後には先生を囲んでのランチ会、

日本から参加されたお客様をご案内して香港観光、

参加者様全員に復習動画の無料プレゼントと、

喜んでいただくためにあれこれ頭をひねくりかえしました!

大成功した秘訣って、なんだと思う?


★想いは胸に秘めない、とにかく語る発信する

★やれる事を考えて、かたっぱしから行動する

★願いは簡単に叶っちゃつまらない!ハラハラするドラマがあるからこそ価値も増す、だから最後まで絶対に諦めない



必死にやってると、助けって必ず現れる。


そのお気持ちを有り難く受け取って、感謝して、自分の夢に乗っかってもらって、一緒に叶えていけばいいんです!


行動すれば必ず、結果が現れる。結果が出なければもっとやれることを探してやる。出た結果が目標とズレていたら、また別の方法を探してやる。


とにかく動きを止めずに、走りながら考えて進んでいけば、その先に必ず道はつながっていくんです。


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ウォーキングの先生を香港でお縄にすることなく、無事に日本へとお見送りした私、つぎは洋裁教室をおっぱじめます。


きっかけは、マインドのことが学べると思って間違って入った起業塾で、講師に勧められたから。


ビジネスとは真逆の世界に住んでいる「アート脳」のわたしが起業だなんて、どうかしてる←だから場違いだった


正直、嫌だった。


私が洋裁をやっているのは、自分が好きなものを作って満足するためで、人に教えるなんてやったことないし絶対にヤダ!って。


けどね、やれって言われたからやってみたら結構たのしくて、参加者さまから感謝されるの。みんなが「ありがとう」って言ってくれる。


あぁ、私をこんな幸せな気持ちにさせてくれてありがとうって、逆に私も感謝するようになったんだよね。

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なんだろなー「絶対むりー」とか「自信ないー」って思うことでも、人から勧められることがあったら、それ、やってみた方がいい。


自分に何が出来るかなんて自分では見えにくかったりするし、一度やってみてやっぱり嫌だなとか上手くいかないなと感じたら、やめちゃえばいいじゃん。


素人っぽかった人がどんどん成長していく姿を見せて、誰かを勇気づけることだってある!


「完ぺき」になってからやろうなんて思うのは、挑戦する恐怖から逃げるための言い訳。


そんな時はずっとこないんだから今、始めないと。自ら自分の可能性を潰すなんて、自分に対して悪すぎるよ。


わたし思うんだけどね、才能って行動した先に見つかるものだと思うの。


「自分の才能が何かわからない」とか「才能を見つけてからやってみます」とか言ってその時を待ってる人がいるんだけど、それでは人生終わってしまうよ?


「これが私の才能だから、これでいきます!」なんて最初から分かってて始めた人って、いるかしら。


好きだから自然にやっていたとか、人から勧められたからやってみたとか、気になったからちょっとやってみたとか、


そうやって行動していったからこそ、よい成績を出してプロになったり、人から褒められてお願いされたり、感謝されて仕事にまでなっちゃったとかの「それってアナタの才能ね」っていうものが、見つかるんだと思う。


だから自分の才能がなんだか分からない、って人は


①自分で好きだなと思うことをなんでも、いくつでもやってみる

②人から褒められることは、やってみる

③少しでも気になったら、やってみる


まず、やってみるのよ。

誰にだって才能はある、でもそれは誰かが「アナタはこれよ!」って見つけてきてくれるものじゃない。

自分から歩いていって、才能のあるところまで行かないとね。


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私は洋裁教室を続けます。そんな時ふと、思った。


「香港で個展を開きたい」


出た、脳みそお花畑の、ほざきグセ、、


わたくしは英語も喋れんのに、異国の地で、


個展なんぞ、



開けるのだろうか・・・


長くなってきたので、つづきます。


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それじゃあまたね!!ばいばい!!


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