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パンフレットとリーフレットの違い(それぞれの特徴と用途)

ビジネスシーンではさまざまな印刷物が使われます。なかでもよく目にするのが、パンフレットとリーフレットです。これらは同じようにも思えますが、明確な定義があり、特徴、用途も異なります。この記事では、パンフレットとリーフレットの基本的な知識とそれぞれの違い、適切な用途について解説します。

パンフレットとは

複数のページを中とじ(中央をホチキスや針金でとじる)で簡易に製本する印刷物です。総合的かつ多角的な視点で情報を掲載することが多く、保存性も意識します。デザインや紙質を工夫して、ブランドのイメージを表現することも可能です。

(例)
■会社案内
■製品パンフレット
■カタログパンフレット
■周年誌・記念誌

リーフレットとは

1枚の紙を折ることによって、複数のページを作る印刷物です。二つ折り・三つ折り・蛇腹折りといったさまざまな折り方があります。実用的な情報をコンパクトにまとめた冊子で、パンフレットよりも気軽に手にしてもらえる特徴があります。小さいので、バッグやポケットに入れて持ち歩きやすく、携帯にも便利です。また、パンフレットよりも短期間で安価に制作できるため、頻繁に情報を差し替える資料に適しています。

(例)
■対象や目的を絞った商品・サービス紹介
■観光地、テーマパーク、ショッピングセンターなどの施設案内
■イベント、キャンペーン、サービスメニューなどの案内

パンフレットとリーフレットの違い

パンフレットとリーフレットの大きな違いは、枚数(ページ数)の差です。パンフレットは複数の紙をとじるのに対して、リーフレットは1枚の紙で作られます。紙の枚数が違えば掲載できる情報量が変わります。パンフレットには、総合的かつ多角的な視点で情報を掲載することが多く、保存性も意識します。デザインや紙質を工夫して、ブランドのイメージを表現することも可能です。一方、リーフレットの情報量は限定的です。そのため、必要な情報をコンパクトにまとめることが必要で、多くの場合、実用性が重視されます。携帯性に優れ、持ち帰りやすい一方で、使い終われば捨てられることも多い形態です。


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