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#ブレイクアウトの大冒険


冒険家の皆さん、今日もライトセーバーを燃やそうとして“A Jedi's weapon deserves more respect.” と言われていますか?

さて、先日このブログに、Zoomでは一つのアカウントでブレイクアウトを五十個まで開くことができるということを書きました。これを有効に使えばかなりインタラクティブな語学の授業がオンライン上でもできるのではないかと思います。そして、こうしたツールを効率的に活用すると、反転授業や個人面談と組み合わせれば、もしかしたら時間を合わせるタイプの活動は一人の語学教師が100人のクラスを運用することも可能なのではないかと感じています。これはまだあくまでもアイデアだけの段階ですが。

それで、もし皆さんのご協力が得られれば、3回にわたって簡単な教室活動のような実験をZoomで行ってみたいと思います。

準備段階も含めて、僕が実際にZoomを操作している場面も共有・録画し、 もし同じような活動をオンラインでやってみたかったら、すぐに皆さんもできるようにしたいと思います。

それぞれの活動は多分15分ぐらいで終わると思いますが、 初めてやることなので、もしかしたら30分ぐらいかかってしまうかもしれません。

参加人数は三つの活動のそれぞれで、先着100人まで受け付けます。【1.インド映画祭を見に行く】
最初は教師のコントロールが一番強いパターンのものをやってみます。
ジグソーリーディングという活動をご存知の方もいらっしゃると思いますが、それと似たパターンの活動です。
最初に四つの breakout room に分かれて、それぞれ別のインド映画の予告編を見ます。
その後、それぞれのブレイクアウトルームに行った人たちで構成する四人組を作り、それぞれの映画について情報を交換し、どの映画を見に行くかを決めます。
これは基本的に教師がすべてをコントロールするパターンです。

【1.インド映画祭を見に行く】

最初は教師のコントロールが一番強いパターンのものをやってみます。
ジグソーリーディングという活動をご存知の方もいらっしゃると思いますが、それと似たパターンの活動です。
最初に四つの breakout room に分かれて、それぞれ別のインド映画の予告編を見ます。
その後、それぞれのブレイクアウトルームに行った人たちで構成する四人組を作り、それぞれの映画について情報を交換し、どの映画を見に行くかを決めます。
これは基本的に教師がすべてをコントロールするパターンです。

日時は日本時間で来週土曜日(2月1日)の朝9時です。

【2.タクシーの乗り合いを呼びかける】

次はクラスの半分に共同ホストの権限を与えるパターンです。 クラスの半分が動かずに、半分が自由にブレイクアウトルームの間を動いて行うタイプの活動です。

ロールカードA
「あなたは終電を逃してしまいました。終着駅でタクシーを拾うつもりでしたが、すでに列が長いです。あなたはお金はありますが、とても急いでいて、列に並んでタクシーを待つことができません。並んでいる人に、「~まで行く人はいませんか?」と聞いて、いたら乗せてもらってください。もちろんお金は自分が払います。」

ロールカードB
「あなたは終電を逃してしまいました。駅前でタクシーを待っています。長い間待っていたので、もうすぐタクシーに乗ることができます。でもタクシー代がとても心配です。」


ロールカードAを持っている人は、Zoomの共同ホストの権限を与えられて、 breakout room の間を自由に移動することができます。

ロールカードBを持っている人は、 Aの人が来たら、行き先を聞いて、同じだったら乗せてあげてください。

この活動をやってみる日時は、日本時間で2月15日土曜日の朝9時です。

【3.歓迎パーティーで連絡先を教えてもらう】

最後は、参加者の全員が共同ホストの権限を与えられて、ブレイクアウトルームの間を自由に動くパターンのものです。
ロールカード
「あなたは日本の大学に入ったばかりの留学生です。歓迎パーティーが始まったところです。できるだけたくさんの留学生と連絡先を交換してください。 LINE でも WhatsApp でも電話番号でもいいです。」

全員が breakout room の間を移動できるので、 breakout room のリストから、一人でいる人を見つけてそこに移動するか、あるいは一人で待っていたら誰かが来てくれるかもしれません。

この活動をやってみる日は、日本時間で2月29日土曜日の朝9時です。

参加者は日本語教師の皆さんを念頭に置いていますが、効率性を検証するのには人数が多い方がいいので、参加者は特に日本語教師でなくても構いません。英語の先生でもいいですし、そうした仕事を目指している大学生でも構いません。日本語がN3レベル以上でしたら学習者でも大丈夫です。むしろたくさん日本語を話すためのいい機会になると思います。

お申し込みは以下のページからお願いします。
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そして冒険は続く。

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むらログ: 会議室が50室も使い放題で、100人まで入れるオフィスが月額15ドルで借りられます。
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むらログ: 映画の予告編+iPadで日本語教育
http://mongolia.seesaa.net/article/164758683.html


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