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蒼の反射/BLUEREFLECTIONシリーズの感想。

 書きたい欲バリバリなのに書かない奴がここに居ます。
 どもです、ミルクト珈琲と申します。

想いは――私。
ゲーム一作目【BLUE REFLECTION】

 えー、泣きました。結論です。泣きます。
 これはまぁ、感情のぶっ飛び具合を鑑みてこれを書いてます。本当にこのゲームはただただ胸に染み込んでいったゲームでした。

 BLUE REFLECTION、というゲームは「女子高生」が日常と非日常を行き来しこの世界の仕組みを解明し、そこに訪れる大きな陰謀を打ち砕く話です。
 人間というのは皆、大なり小なり抱え込んだ「想い」があります。それを上手く題材としたシナリオでした。岸田メル先生が原案のキャラクター達はその繊細さに似合わない、重く、だけど小さな悩みに日々苦しめられていました。
 人の想い、感情、心は時に人知れぬ大きな力となり自分を、友達を助けてくれるでしょう。それを体感するのがこのゲームです。

 主人公の女の子も抜きんでたバレエの才能を持っていたが、故障により今後バレエが出来ない身体となってしまうという大きな挫折を味わいます。希望、消失、絶望。大きな感情の振れ幅は主人公の精神面に大きく関わるのは言わずと知れたことでしょう。
 高校生活が始まり、バレエが無い生活に虚無感を感じながら登校した初日に主人公は一人の少女の危機を救い、そこから様々な出会いを得て大きな陰謀と対峙し、最後には一人では抱えきれない相対者の感情を仲間の力と共に立ち向かいます。
 立ち向かう為の仲間の力――それが先程から挙げていた「想い」の力です。とても繊細な心の機微を主人公は仲間となる少女たちと対話し、時にはぶつかり合い理解し合い、友情を深めていきます。
 この「想い」と向き合う過程が様々であり、そこにはどこもファンタジーさなんて感じられないリアリティあるシナリオを、プレイヤーと主人公は向き合っていきます。

 ゲームの最後、内容は伏せますが私見を言わせていただきますと「ただただ、心の奥底にこのゲームと共に考えた事柄は大切にしよう」、そんな一息では飲み込めない程の重く泥状な、それでも温かみのある感想でした。

 ちょっとマイナス的な所を言うと、RPGと銘打ってますがそのRPG部分は人を選ぶのかな……ちゃんとした戦闘(ドラクエやFFなど)を味わいたい人にはRPG部分はかなりお粗末に感じると思います。私はシナリオに重きを置いていたので特に思うところはなかったんですけどね。

 さて、この「BLUE REFLECTION」というゲーム、なんとシリーズ化しております。私が上記でずっと口から(というか手が勝手に打鍵してる)出てる内容はBLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」というゲームの内容です。
ここから発売元であるガスト様はブルリフシリーズを展開していきました。

少女たちが変えた根底は、更に少女たちの感情を搔き乱す。
アニメ「BLUEREFLECTION RAY/零」

 アニメです。見終わった時には想いの持つ力を正確に見極める大切さが味わえます。
 この感情は一体何なのか、世間と照らし合わせた時、この感情の正負はどっちなのか。だけど正負なんて関係ない、私が私である為に「想い」を掲げる。掲げ、突き進んだ先に見えた景色とは――多分そんな内容です。
 一応前の時系列であるゲームの一作目をプレイせずとも理解は出来る……内容かなぁ、ちょっと難しいかもです。後は一作目に出てきたキャラも出るのでよかったらプレイするのがいいかも。そこまで大きく注目されることはありませんが、重要な立ち位置ではありますので……。
 家族との想い、相棒との想い、憧れへの想い……そして、自分一人ではどうすることも出来ない想い。少女の数だけ千差万別なその想いのシナリオをぜひ味わっていただきたい。キャラ一人一人抱える想いが特殊なので、世界観やキャラクター背景が好きな人は大きく傾倒出来る作品となっております。

その後の話。
ゲーム二作目「TIE/帝」とソシャゲ「SUN/燦」

 さて、かなりポエマーな感じで紹介しましたブルリフのゲーム一作目とアニメの話です。ですがまだまだこのブルリフシリーズは線路を伸ばしていきます。
 まずはゲーム二作目「BLUE REFLECTION TIE/帝」。発売中です。
 一作目、アニメから続くお話です。各作品の登場人物も出演するのでやはりこれも前作履修を推奨します。ゲームとしては序盤を遊んだ感想ですがかなりRPGの部分にテコ入れが入っておりストーリーゲーだけではない、ちゃんとしたRPG的面白さも兼ね備えた作品と感じております。
 続けてスマホ&PCにて展開予定「BLUE REFLECTION SUN/燦」。
 世界観、時系列共に上記で上げた三作の地続きであるため、今まで登場してきたキャラがどう関わるのか、また「想い」や「絆」をどういう風に扱っていくのか、楽しみなソシャゲであります。

後記

 一作目はそこそこ前に発売された作品であり、自分は女の子たちが手を取り協力し、時には対立し血みどろの戦いをするのが好きなのでずっと注目しておりました。
 二作目が発売された際にゲーム部分がとても好感触であった感想を見て「そろそろやらないとな」なんていつも通りフラっとした思い付きで始めましたが今では五本の指に入る程好きな作品シリーズの一つとなりました。
 二作目は現在進行形でプレイしています。めちゃくちゃ楽しい。ソシャゲの情報がまだまだ未開なので早く知りたいところですね。
 特にこのブルリフシリーズを履修しながら友人から勧められたMCUを最初からずっと見ていたので、繊細な少女←→イケメンな俳優陣を交互に繰り返し見て頭が中々にバグっておりました。今度はMCUを見てる感想(現在フェーズ3途中)でも書きたいですね。
 また、それと同時進行でD4DJのライブの為に曲聞いたり、羽田空港でありましたMU2022というDJクラブイベントで音楽というものに対する感想なども書きたい所存。本当にどれも素晴らしい。
 また、音楽と言えばBLUEREFLECTIONシリーズの音楽群はゲーム・アニメどちらも素晴らしい為本当に聞いていただきたい。とりあえず一作目の通常戦闘BGMを貼っときます。

 また、自分が寝れない時に流してた一作目のテーマソングも。

 是非音楽面からもこのBLUEREFLECTIONシリーズを堪能してみてください。

 では、今回の記事はここまで。あまりゲーム画面見せたりするのは初体験時の新鮮さを損なわせない為、と思ってください(めんどくさかっただけです)
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