I love only U.

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

ADRIKONOです。

今回は、主語について書いていきたいと思います。

結論から言うと、

"コミュニケーションは主語で成り立っている"

ですね。

あなたには苦手な人、種族っていませんか?

「なんでこんなにネガティブなの?」とか、
「なぜ全てポジティブなんだ」とか、

たくさんありますよね。他には何が思いつきましたか?

私はね、今まで生きてきた中で苦手なのは、

ギラギラ系オラオラ族です。(なに?)

この種族の特徴としては、「声がでかい」「性別でめちゃくちゃ括る」「境界線が薄い(てか、ほぼない)」です。

ずっとこの種族はどのコミュニティにも、いらっしゃいますよね。この人たちがダメってわけでは全然無いです。

むしろ社会的には(カースト的には)この人たちの方が、どの所属でも上の階層になります。あなたも覚えがないですか?

学校、会社、クラブ活動などなどで声がデカくて、やたらとコミュ力が高そうに見える人。。。

私はちょっと距離置いちゃいます。苦手なんです。でも、影響力は1番でかいんですよね。

この人たちって意外と優しかったりするんですよね。普段の威圧感はものすごいのだけれども。

でね。

会社でこの人仕事できないな or 私仕事できないなってことありますよね。

「あれっ?あの人また上司に怒られそうなことしてるよ、なんで?」とか、

「えっ、上司さんこうしてって言ったじゃない。なぜ私怒られてるの?」とか、

これってなんで起きるの?って、

考えてみたのですが。。。

理由としてあるのが、
意図が伝わっていない。意味がわからない

ですよね。これを一括りにすると、

ミスコミュニケーション


だと思いませんか?私はそう思います。

で、今までの論点2つ。嫌いな種族はなぜ生まれるのか。つまりあなたの苦手な人達と、あなたは何が違うのか。それと、

仕事が苦手な人と得意な人、何が違うのか。(なぜミスコミュニケーションは生まれるのか)この2点。

これは、先に結論はお伝えしてるのですが。

主語が違うから起きるのです。

例えば、棚にある商品を指さして、
上司「これ月末だし片付けといて。」
部下「わかりました。すぐやります。」
〜〜〜2日後
上司「あれ?2日前に片付けといてっていった、商品どこにやったの?」
部下「あれなら半額にして売りましたよ。月末だから片付けてって言われたので。」
上司「嘘だろ!?あれは値下げ不可の商品だぞ!?勘弁してくれよ…」
部下「えっ?…すみませんでした…」

結構みませんか?この光景。あなたも身に覚えがあると思うんです。これはなぜ起きてるのか。
上司「これ月末だし、棚に片付けといて。」
部下「わかりました。すぐやります。」

これだけですみますよね。言葉の変わった部分は、"棚に"のみです。"棚に"という主語がつくだけで防げたことですね。

他にも他にも。

1on1ミーティングがこれから始まる場面で、
上司「では、よろしくお願いします。」
部下「よ、よろしくお願いします。」

評価が始まりますよー!面談ですよー!みたいな気概(?)が感じられて、めちゃくちゃ緊張しますよね。この状態で「最近何に困っていますか?」なんて聞かれても「イエナニモ」しか言えませんよね。

そんな状態で果たして本当の意味での1on1ミーティングはできるでしょうか?相手からの意見を引き出すのが1on1です。

こんな心理的安全性のない状況では、引き出せるものも引き出せなくなるのは、うけあいですね。

今日は時間とってくれてありがとね!なんていう"相手が主語"ならばどうでしょうか?あなたはものすごく答えやすく、気持ちを言いやすくなりますよね?

それでは、なぜ私はギラギラ系オラオラ族が苦手なのかを、"主語"で見てみましょう。

ギラオラ族「こいつさぁ、まじありえねぇだろ?」
同僚「何が?」
ギラオラ族「いやいや、わかんだろ?今から出かけるっつってんのにさぁ、嫁のやつがなかなか支度しねぇんだよ。腹立つから車に乗って、エンジンかけたら急いで子供と出てきたよ笑」
同僚「ソウダネホントダネ」

これは、主語が奥さんは(自分と子供)なんだけど、ギラオラ族の方は(自分)が主語なんですよね。

だから私は彼らとは分かり合えそうにないです。

他にも。

子供の体を洗っているときに、
子供に前向いてよって声掛けしますよね?

その時って、自分の前なのか、子供の側から見ての前なのか、ちゃんと伝えられていないので、「逆逆!うしろ!」ってよくなりませんか?(私だけ?)

これも主語が揃ってないから起きる、ミスコミュニケーションですよね。

主語を揃えるのはコミュニケーションの基本ですね。主語を揃えていないと会話は、明後日の方向に向かっていきます。

あなたが苦手な人達も"主語"が違うから苦手なんです。

主語をよく観察すると、仕事もできるようになるし相手のことを思う事ができます。共感がしやすくなります。

しかし、大きな主語を細かく分けた主語にした途端共感ではなく、分断が生じます。

例えば音楽。

音楽が趣味です!私もです!"どんなジャンルが好きですか?"もうこれで終わりです。共感ではなく分断が生じます。

洋楽って歌詞の意味もわかんないのになんできいてるんですか?とか、

邦楽って洋楽のモノマネでダサいよね。リズム感がないっていうかさー。とか、

聞いたことありますよね?そこからさらにジャンル(HIPHOPやROCK等)に分けていくともうこれは大変です。

HIPHOPなんて音楽じゃない!ROCKなんてもうオワコンだろ!なんて無益な言い争いでしょう。さらにさらに、

あいつらはHIPHOPじゃない!あいつらはROCKじゃない!小さな小さな主語でもさらに小分けにしていき、争いは続いていきます。。。

これらも主語の違いですね。争いの火種は。主語が音楽のままなら分断も生まれることはなかったでしょう。

あなたも自分を小さな主語で切り分けていますよね?

例えば、あなたはあなた自身を人間っていう主語で捉えてますか?違いますよね?

私は1975年に新潟で生まれ、男性、そして蠍座でB型、身長は180cm体重は72kgで、大学は〜〜大学で、文学部1997年卒のサラリーマンです。〜〜という企業で働いていていて、営業職です。趣味はーーー

わかりましたか?あなたは、私もですが、死ぬほど必死に個別に分けています。

個別に分けることに私たちは喜びを、楽しみを感じます。amazonで買い物するときに、他の人間はこれを買っています。では嫌ですよね。あなたの購入履歴からおすすめして欲しいですよね。

そして個別化は人間の一番愚かなこと、差別を生み出します。

一番思い当たるのは、ナチスによるユダヤ人の迫害でしょう。

第二次世界大戦中、ナチスドイツが組織的に行った「ユダヤ人の大量虐殺」。 その犠牲者は、600万人に上るといわれている。 中でもポーランド南部にあった「アウシュビッツ強制収容所」では、およそ110万人がガス室などで殺されたとされる。

こんな事になると分かっていながら私たちは個別化を喜び、楽しみます。それは仕方ないことです。私たちは個々で生きているのですから。

主語をひとつにしている人達もいますよね。一神教の人達(キリスト教等)ですね。まぁそこから分断されて宗教戦争は起きるのですが。。。

ひとつのものを信じて生きてもそこからもさらに分断はおきるみたいですね。では私たちはどう生きれば良いのか?

それはやはり個々で生きる、ではないでしょうか。そして、コミュニケーションをとるとき、相手と繋がりたいときにだけ主語を溶かす、ぼかすのです。

そうすれば無駄な分断を生みにくくなるのではないでしょうか?どうでしょう?つまり主語を大きく雑にするってことです。

相手が同性なら同性という括りに。相手が異性なら日本人という括りに。相手が外国人なら人間という括りに。

まぁもちろんその中でパーソナライズしていくのは大事ですよ?共通点を探していくってことですね。だって私たちは個別化する事に喜び、楽しみを感じますから。個別化してくれない人と過ごすのは楽しくありません。

なかなかに難しいですね。そうです。人と生きる、過ごすというのはすごく難しいのです。主語を大きくしたり小さくしたりしていかないと、コミュニケーションは取れないのです。

でも主語が大事って事は理解できましたよね?ならば大丈夫です。明日からあなたが話すときは主語を明確に。つまり相手に主語を探させないってことです。

そしてあなたが聞くときは、主語を探してあげましょう。国語のテストです。先程の会話の主語はどこでしょう?みたいな感じです。簡単ですよ!慣れたら!

さて、今回の私の主語はどこでしょう?抜き出してコメント欄に書きなさい。(配当100点)

スキやコメント、そしてフォローいつも有難うございます。大変感謝しております。

もったいない人の一助になれば。

それでは、今度こそ、金曜日に。

ADRIKONOでした。

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