見出し画像

【意外と知らない落とし穴に注意!】長期インターンの面接ガイド

・この記事は約5分で読めます。



はじめに

「長期インターンの面接で面接官はどこを見ているんだろう、、」
「落ちないようにするにはどうしたらいいかな、、」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

この記事でわかること
この記事では、長期インターン2社&学生起業を経験した私が、「ぶっちゃけ企業は面接でどこを見ているのか」を解説するとともに、想定していない質問が飛んできても対応できるようになる考え方を伝授します。

この記事を読んで、長期インターンの面接において絶対に気を付けなければならないポイントをマスターし、自身を持って面接に臨めるようにしましょう!


この記事のライター:

長期インターン情報館 運営
小出大輝

経歴:
慶應義塾大学 3年
海外発の某有名SNSアプリのインターンを1年ほど経験。ユーザーグロース/ブランドマーケティングに従事。また、自身が取締役を務める株式会社アドレーブにて主にマーケティングに従事。


注意点

1. 「ガクチカ」はNGワード

何で長期インターンしたいの?という質問に対して、「ガクチカをつけたい」、「就活でアピールできることがほしい」とお話しされる学生さんはかなり多いですが、実はこれ、大NGです。長期インターン採用に関わる事業を行っているため、人事の方とお話しする機会が多いのですが、実際に人事の方がガクチカ目当ての人は取らないことが多いと言っているところを見たこともあります。
なぜNGなのか、ではなんと言えばいいのかを以下で解説します。

なぜNGなのか
なぜNGなのかは企業の目線に立って考えてみると分かりやすいのではないでしょうか?
まず企業(特にスタートアップ/ベンチャー)が欲しいと考えている人材は概ね以下の通りです。

  1. サービスや理念に関心を持ち、事業を本気で伸ばしたいと思っている

  2. 新卒で入社を考えてくれそうである

  3. 積極的に事業に関わるような積極性と自分で考えて行動する自走力

  4. コミットできる

これらのポイントを考慮すると、「ガクチカをつけたいから応募した」という発言には、「就活でアピールできるような実績がなんとなくできればいいんでしょ。」、「片手間で参加しそうだな。」、「新卒では大手しか考えてなさそうだな。」と思われてしまう可能性が高く、求める人物像にマッチしないと判断される恐れがあります。
これが「ガクチカが欲しい」と言ってはいけない理由です。

何と言えばいいのか
結論から言うと、先ほど挙げたポイント+それぞれの企業が求めてそうな人材を想像し、これらのポイントをアピールするにはどのような発言が求められているのかを逆算して発言を行うことが重要です。どんなに優秀な人材であっても、その企業の求める人材像に合わなければあっさりと落とされてしまうというのが実情です。

ただ1点難しいのが、求めている人材像に合わせた発言をしすぎてあなたの素が全く伝わらないと、「この人は素が見えないから採用するのはリスクだな」と思われてしまうことです。そのため、求められている人物像からかけ離れてしまわないように注意しつつも、ありのままのあなたが伝わるような面接を心掛けることが重要です。


2. 「学びたい」はNGワード

何で長期インターンしたいの?という質問に対して、「営業のスキルを学びたい」、「会社で働くとはどういうことなのか自分の身を持って学びたい」とお話しされる学生さんはかなり多いですが、これもあまり望ましい回答ではありません
なぜよくないのか、ではなんと言えばいいのかを以下で解説します。

なぜNGなのか
一言で理由を言うと、学びたいのであればあなたが金銭をお支払いするべきというのが一般的な考え方であるためです。
どういうことかというと、「誰かから学ぶという行為」は、「誰かからあなたが価値提供を受けている」ということに等しく、ビジネスの原則としては、価値提供を受けたものが価値提供を行ったものに対価を支払う必要があるということです。
なので、「そこで働きたい理由」=「そこで自分がどのような価値提供を行いたいか」を話すのが望ましいと言えます。

何と言えばいいのか
基本的には以下の三つの軸でお話しするのがとてもおすすめです!
①そこで自分が会社に対してどのような価値提供を行いたいか
②お客様に対してどのような価値提供を行いたいか
③社会に対してどのような価値提供を行いたいか

なぜこのような理由を選ぶのが好ましいかというと、これらの理由はすべて最終的には働いている会社に価値提供を行うことにつながるような内容だからです。
これらのほかに、「将来実現したいことがあり、その実現に向けた一歩として」のような理由も好ましいと思いますが、将来に向けて進んでいく中で、どのような価値を会社に提供したいかについてはある程度触れられた方が、より印象のいい回答になるのではないかと思います。
このように、働く=お金をいただいている相手に対して価値を提供するという原則にのっとってお話をすることが重要です。


3. コミットをアピール

経験者の目線から、長期インターンの面接において個人的に一番重要かもしれないなと思うのが、コミットメントのアピールであると感じています!なぜコミットを重要視されるのかを以下で解説します。

①業務のキャッチアップが大変
基本的には、一般的なアルバイトに比べて業務の質や量が大きく異なる場合が多いため、まず業務に慣れるためにインターンへのコミットが必要になってきます。また、スタートアップ企業は会社の成長スピードがとても速く、次第に業務が変わったり増えたりすることも多いという点もコミットを求められる理由です。

②コミット=やる気
インターンにコミットするということは、インターンにより多くの情熱を注いで取り組む都いうことに等しく、やる気のある人だという評価を得られる場合が多いです。スタートアップ企業はほとんどの社員さんがやる気に満ち溢れているといった企業様も珍しくなく、社員さんと同じ熱量で取り組める学生であることを最重要視している企業様も多いです。

③あまり出社しない人に対して業務を振りづらい
重要な業務であればあるほど、不定期な出社によって業務スピードが遅れてしまうことは会社としての大きな問題につながるため、なるべく融通の利く人を優先して採用する傾向にあります。

応募条件としてかなりのコミットを要求されている企業様も多いので、コミットできることは長期インターンの面接においてかなり強みとなります。


4. やりたいことの解像度

やりたいことがしっかり定まっていて、そのやりたいことの解像度が高い状態にある学生は面接において高い評価を得られる場合が多いです!なぜ高評価を得られるのかを以下で解説します。

①インターンへの熱意が伝わる
やりたいことが定まっており、そのためにインターンをする方は、長期インターンを行う目的がはっきりしており、一つ一つの業務に目的意識や成長意欲を持って取り組む方が多く、より企業に価値提供をしてくれることが見込めるからです。

思考力、論理力、自走力が伝わる
やりたいことへの解像度の高さが面接で伝わると、
1.自分がやりたいことは何なのか、それに必要な要素は何かを考える思考力
2.やりたいことを実現するために必要なマイルストーンを敷くことができる論理力や計画性
3.やりたいことへの解像度を高め、実際に応募という行動に移すことができる自走力
がよく伝わります。これらの要素はインターン生として業務を行う上で強く求められる要素になるため、面接の場でアピールできるとよいでしょう。

面接における質問に対してスムーズに回答できる方が多い
予め自分のやりたいことやその実現において必要なことを明確にしておくと、
・自分がなぜ応募したのか
・今後どうしたいのか
・入る会社に求めることは何か
などがご自身の中ではっきりしてくるかと思います。面接に置いて聞かれる話題はだいたいこれらの内容かその周辺の質問になるため、面接でもスムーズに回答ができるようになります。

面接のためだけではなく、自分自身の将来設計を行うためにも自分のやりたいことの解像度を上げておくことは大変有意義です。


5. 今まで→現在→将来の一貫性

やりたいこと(将来)への解像度が高まったら、過去から未来までの一貫性を持たせることを意識することで、あなたの計画性とその計画の実現に向けた努力を行えるという点がよく伝わるようになります。具体的には以下のように考えてみましょう。

やりたいことの実現に向けていままで何を行ってきたのかを明確にする
今までやってきたことの中で、やりたいことの実現に近づいたものをピックアップし、面接で話せるように準備しましょう。今まで何を頑張ってきたのかを伝えることはあなたの努力が伝わるだけでなく、どのような人なのかも良く伝わります。

実現したい未来と現在地のギャップを明確にする
実現したい未来に対して現在の自分に足りないものは何なのかをクリアにすることが重要です。そのギャップを踏まえて、現在未来に向かって努力していることを面接の場でスムーズに話せるよう、準備しておきましょう。

ここまで考え、自分の軸を明確にできればどんな質問が来ても大丈夫です。


最後に

この記事はあなたのお役に立てましたでしょうか?

面接とは「あなたがどのような人物か」、「あなたがこの会社にどんな価値提供をしてくれるか」を伝える場です。このことを念頭に置いて面接の準備を行いましょう。この記事では自分に対する理解を促進させるような内容が中心的でしたが、受ける企業のリサーチと、調べた情報と自分自身がマッチするポイントを考えて準備しておくこともお忘れなく!
この記事を読んでくださったあなたの面接が上手くいくよう願っております。

面接で気を付けるべきポイントに関しては、弊社COOの平岩が別の視点から解説してくれているので、ぜひこちらの記事もご確認ください!

【ここで差がつく!】面接に落ちる人と受かる人

質問や相談がしたい!
という方は、我々の会社が運営している「長期インターン情報館」という、長期インターンの募集情報を掲載しているInstagramアカウントのDMまでご連絡ください。
「記事を見ました!」というと多分僕が喜びます。

アカウントはこちら↓

リンク:長期インターン情報館

DMお待ちしております!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?