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脇侍シリーズ(釈迦如来編)

脇侍(わきじ・きょうじ)を知っていますか?

仏像が三尊の形式をとる場合の中尊(ちゅうそん)の左右に配置される仏像のことをいいます。

中尊から見て左右なので、向かって右が『左脇侍』、左が『右脇侍』です。


脇侍に配置されるのは、菩薩や明王、天などで、宗派や時代によっていろいろなパターンがあります。

今回は釈迦如来(しゃかにょらい)の脇侍についてです。

  • 文殊菩薩もんじゅぼさつ普賢菩薩ふげんぼさつ

  • 梵天ぼんてん帝釈天たいしゃくてん

  • 薬王菩薩やくおうぼさつ薬上菩薩やくじょうぼさつ

などが有名です。

(また、3体以上の大勢で構成されるものは眷属(けんぞく)といい、また別の機会に紹介します。)


薬王・薬上菩薩はあまり見かけませんが、私が見た中では、法隆寺金堂があります。

また、興福寺中金堂にもあるようですが、しばらく拝観停止になっていました。
しかし、2023年6月17日より、東金堂付近の工事により東金堂が拝観停止になり、その間中金堂が開扉されるそうです。期間は未定とのこと。

この機会に是非行ってみようと思います。



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