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宗教って何だろう

生きていると色んな事が起きて、そんな出来事の中には、上手く受け止められないこともあったりして。
楽しく前向きに人生を謳歌しながらも、皆んなそれぞれの苦労があって、悩みがあって、モヤモヤしている。

そんな人生の行き詰まりを「世界シナリオ」で解決するのが宗教なんじゃないか?というのが今回の考えで。それは、世界はどうなっていくもので、その世界の中で自分がどういう役割を果たしているのか。という「筋書き」を個人の人生に与えるということだと思うのです。

こういった手法はカリスマビジネスとも言い換えられ、参加型のモデルとしては、アイドルのCD商法や最近の選挙戦などが当てはまるかと思います。
その中でも宗教やオカルトは、核となる中心に現代科学では説明できない不可思議を持ち、それが人々を魅了しているわけですが。その不可思議を信じた時、我々に宗教や信念は何をもたらしてくれているのでしょう?

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武術には刃牙のトリケラトプス拳しかり、動物の動きを取り入れた型というのがあります。また、その動物が持つイメージを使ったイメージトレーニングというのも聞いた事があるのではないでしょうか。
虎には怯えず果敢に挑むような、鷹には迷いなく獲物に襲いかかるようなイメージがあるように、たかがイメージされどイメージ、イメージには力があるものなのです。

シナリオがもたらす恩恵は主にこの「イメージ」だと思います、そんな「人生のイメージ」を3つに区分して考えていきましょう。

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あなたは、世界をどう捉えて(イメージして)いますか?過ごしやすく温かな場所でしょうか、それとも冷たく辛い場所でしょうか。

もしあなたが、ゾンビに噛まれたらどうしますか?もし自分がコロナになったとき、愛する人の近くに居たいでしょうか?
他人を、特に好きな人を遠ざけようとするときに、我々は「自分は毒だ」というイメージをよく使います。

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宗教家らしい問いかけをしてみましょう。「あなたは神を信じますか?」神様という存在を信じていなくても、何も信じないで生きれるほど人間は強くはありません。塹壕の中に無心論者はいないように、我々は常に何かを信じながら生きているいるもので。
例えば新年のお参り、願掛けするときに祈る相手、墓参りで手を合わせる先、お天道様が見ているという道徳的な概念。神に限らず、霊や上位の存在を意識する機会というのものは生活の中に意外とあるものです。

そんな貴方の神様的なもの。そのイメージはどんな感じでしょうか?大きい?優しい?筋肉質?老人でしょうか?
これには十人十色、様々なイメージがあると思います。
というのも、こういった話をする時の「神」という大きな括り(まとまり)が指す本質は、例えば個人上に仲間や家族、組織や国といった様に積み上げられる実に多様なものだからです。

この多様な神の存在ですが、それを自分とは異なる「絶対他者」として捉えてたとき「世界」「自分」「他者」のイメージが相互に影響し、自分の人生のイメージが作り上げられていることに気がつくでしょう。

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まとめ
・宗教は不合理な「何か」を信じることで人生のイメージに影響を与える。
・神は自らの上位存在として多様に定義されるが、自分ではない他者という括りに縛ることができる。
・人生のイメージは、世界・自分・他人のイメージにみょって決まる。

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このノリで話を進めていきたい。

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