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鷺ノ宮の書いた本まとめ(〜2022/03)

そのむかし記事で一度宣伝をした同人活動ですが、転職活動用のポートフォリオのためという名目ではじめたはずが、書いたものがコミュニティに喜ばれたことや立ちたい舞台(オンリーイベント)があったこと、ライブで新たな光を視たことなどが影響して、シナリオを書くという新しい道を見出してしまいました。チョロすぎる……

ひとまず今年は全力で走ろうと思いますので、これまで鷺ノ宮が書いた作品の紹介をしていきます。なんか自分の作品なのにまとまって見れるページがないなと思って……。


舞台少女偽典 双つ星のアルペジオ

「───石動さん、あなたを斬るわ」

ワイルドスクリーンバロックのその後、星見純那が石動双葉に喧嘩を売る話。スタァライト・ストーリィズ 7th REVUE 発行。

劇場版で新たな武器を手に入れた星見純那の格好いい所がもっと観たいよ〜という自分の欲求に忠実に、自分の好きなバトル系エンタメ全部乗せで生み出された超ハイスピード剣戟バトル小説。装画を頼んだぶらすこさんの描いた双葉ちゃんがあまりにも可愛く、笑顔差分がずっと鷺ノ宮の携帯の待受になっている。

↑pixivで本文16000字・あとがき5000字のうち冒頭から最終セクション直前まで11000字くらい読めます↑


Re:Re:Re:

貴女が眩しかった。
貴女が、大好きだった。

ワイルドスクリーンバロックのその後、卒業公演を終えた大場ななが「再演」の責任を感じて、何も伝えずに星見純那の前から去ろうとする話。スタァライト・ストーリィズ 8th REVUE 発行。

2021年の第一回「なないろの星ひかりの華-SevenStar ShineFlower-」に出そうと考えていた話だけど、当時デルタのヤツの前に斃れたので出せず。その後もう全部やめよかなという気持ちで生きていたところ、作品オンリーイベント「スタァライト・ストーリィズ」が今回で終了するとの報を聞き、急いでサークル参加して書き上げた本。いつまでもあると思うな親とオンリーイベント。
なにかと評判がよく、部数の割にたくさんの感想を頂いてしまって恐縮です。これだけ既に完売してしまって自分で読む分すらもないので、5月22日に開催する二回目の「なないろの星ひかりの華」で再販予定。でも大場ななの本が単なる再販で終わるわけがないよね……


Baby,it's you.

あの人の隣にいる適正が どうして 私にはないんだ

漫画。中須かすみに背中を押された三船栞子が、自分の本当の気持ちを上原歩夢に告白する話。コミックマーケット99 発行。

装画をいつも頼んでいる相棒ことぶらすこさんが急に冬コミをラブライブ!で、それもしおぽむ(栞子×歩夢)で申し込んでいると知り、生徒会執行部の祭りは鷺ノ宮を通せやァ……!?と凄んだ結果、後半に「いい感じの展開」としか書いてないページが続くネームを渡されたので、必死で二人の気持ちになってネームを調整し、セリフを入れた本。
ただ三船栞子さんという鷺ノ宮が世界一好きな子に対して、自分でない相手とのカップリングを考えると、人間の脳はどうなってしまうでしょうか?答えは記事の下の方で…↓↓↓


天気雨と世界のパレード

私の大好きなあの青空を、青く光る海を。
もう二度と見られないなんて、考えたこともなかった。

2021年の年末、「Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~」のday1公演を現地で、幕間映像の「きょうのAqours」を観ているときに幻視した、Aqoursの未来の話。
雨が降り続けるという壊れゆく世界で、それでも生きていく9人を描いた連作短編集。僕らのラブライブ!32 発行。

メンバー全員のことに触れねばならなかったので、本文が100ページを超えて初めて背表紙がついたことを素直に喜んでいたが、普段利用しているポプルスの快速本セットは本来100ページまでしか対応しておらず、担当者に「今回だけですからね」と釘を刺されながら御厚意によって製本していただいた。恥。


Sending to your Heart

「だから、私ができるだけそばで見守ってあげたいなって」

漫画。前作Baby,it′s you.の次の日、上原歩夢が三船栞子の想いに応える話。僕らのラブライブ!33 発行。

気持ちを伝えるか否かに焦点を当てた前作は表紙とかがシリアスになりすぎていて、今度は素直に二人が一緒にいてよかったと思える本を作ろう、と意気投合して製作を始め、後半に「いい感じにつなぐ」とだけ書かれたネームが届いたので、いい感じに繋いだ。
ぶらすこさんの描いたネームでは最後に口へとキスするものだったが、発狂寸前の鷺ノ宮が独断でデコキスに描き直したという経緯があるのだが、おでこにキスするのは「私のものになってください」という意味だと後からキリフ先生に教えてもらって無事死亡。


LOST IN PARADISE

私が始めたこの物語を、終わらせるために。
私の使える、最初で最後の魔法で。

三船栞子の背中を押したことで明らかになってしまった、栞子→歩夢→あなた→栞子……の循環する三角関係を前に、中須かすみががんばる話。僕らのラブライブ!33 発行。

Baby,it′s you.の執筆時に、最愛の人のカップリングを描くストレスで発狂した鷺ノ宮が、自分に相当するスクスタのあなたちゃんを登場させる話を思いついたが、もうその頃には歩夢さんの事も相当好きになってしまっていたので(二作もネーム描いてれば当たり前)、その三角関係を描いた本。かすみんは犠牲になったのだ…犠牲の犠牲にな…。
創作あなたちゃんが出る以上、なんとしてもアニメ二期前に書き終えなければならず、ギリギリの進行の中で書いた創作あなたちゃんが想いを伝えるシーンは校正担当に「ラブレターの校正をさせるな」と読み飛ばされた。恥。
かすみんを表紙&語り手にしたので、しおぽむ前提とはいえ同じスペースには居られないでしょと思い、鷺ノ宮が自主的に別スペースで申し込んだ結果、僕ラブ当日はかすみん推しのぶらすこさんが歩夢誕スペースでしおぽむの本の前に、栞子さん推しの鷺ノ宮がかすみん島の真ん中にいて、キリフ先生からは「なんで鷺ノ宮さんはあっちにいるんですか?」って何回も言われるし、逆だったかもしれねェ…


舞台少女偽典 絶界のセルシウス

「───こうすれば、良かったんだ」

ワイルドスクリーンバロックのその後、超ブチギレ穂波氷雨が星見純那に喧嘩を売る話。レヴュースタァシアター9th 発行。

プロットは「双つ星のアルペジオ」を書き終えた時点であったもので、あとは肉付けすれば形になるだろうと見切りをつけて実動平日5日くらいで書き上げた超ギリギリの本。3月の新刊自分も含め、劇場版から入ってきた層が舞台版まで辿り着いているかは賭けだったけど、結構手にとって貰えたのでよかった。つよつよイケイケ星見純那が一生観たいだけなので、このシリーズはまだまだやれそう。観たいし、してあげたいよ。純那ちゃんの可能性が広がるなら。(ふーん…)


未来へ・・・

4月はイベントがないのですが5月のMyBestFriends13で三好紗南の小説を、文学フリマでAD NAUSEAMに掲載していたMtGのカード名がタイトルになった小説を再編集した短編集を、第二回「なないろの星ひかりの華」で星見純那の活躍する話をまた書ければと思っています。また6月にwebオンリーが、7月に僕ラブ/レヴュースタァシアターが、8月に夏コミが、9月にしおぽむオンリーがあり、毎月本を出す予定です。いつかこの熱が生業になるといいですね…いや同人で食っていきたいという意味ではなくて……


紹介した本はメロンブックスさんで委託があったり、売り切れたりしているようです。気にかけていただけるとうれしいです。敬具


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