公認会計士試験勉強について(その③)

こんにちは。
アドマイヤです。
前回投稿から暫く間が空いてしまい申し訳ありませんでした。
前回までの概要は以下の通りです。

その①:スタート(2020年1月)
その②:戦略立て直し(~2020年5月)

未読の方は、その①・その②をお読みください。

公認会計士試験勉強について(その①)
公認会計士試験勉強について(その②)


2020年6月頃

 前回からの続きなります。
 時期は2020年6月ですが、ちょうど新型コロナウイルス感染症が
 猛威を振るっていました。
 在宅勤務が主となっていましたが、私の場合、裏目に出ていました。
 というのも、在宅勤務のデメリットというのは、
 会社の回線と繋いでさえいなければ、無限に仕事が出来てしまうのです。
 性分として、目の前に課題が落ちていれば、
 永遠に仕事をやっていたいタイプなので、
 土日なんかも隠れ仕事を結構していました。

 ただ、これを暫く続けていて、自分の中で、はっきりと認識したことが
 一つありました。

 ”このまま働きながら合格を目指せば、永遠に合格しないな”と


 2020年8月頃には、はっきりと退職を意識し始めました。

 自然と退職を心の中で意識し始めると、
 人間は現職への熱意が急に失われるものです。
 というのも、後々聞いたら、私の急激な変化(やる気)などは、
 外から見ていて分かったそうです。
 自分の中では、外に出さないようにしていたつもりだったのですが・・・

 さて、話を元に戻しますと、退職するために準備が必要です。
 私は、以下の5項目について準備等が必要だと考えておりました。

  ①短答式試験合格の手応え
  ②退職希望の申し出
  ③退職時期の決定
  ④担当業務の引継ぎ
  ⑤退職後資金の確保


 ①短答式試験合格の手応え
   当然ですが、まずは短答式を合格する必要があるため、
   ある程度の手応えを自分の中で得られた時点で、
   最終的な退職届を出そうと決めていました。
   具体的には、短答を3回受ければ1回は受かるかな
   と自分の中で思えるぐらいをイメージしていました。

  ②退職希望の申し出
    
最終的な退職届の提出は、①に書いたとおりですが、
    急な申し出に組織は対応できない可能性があるため、
    責任者や関係者には、それよりも早い時期に現状の
    説明を行う必要があると考えておりました。

 ③退職時期の決定
 
  本命短答式試験の4ヶ月前には、辞めたいと考えていましたので、
   以下のいずれかの時期ぐらいかなぁとイメージしていました。
     2021年5月短答の場合  :2021年1月末
     2021年12月短答の場合:2021年7月末

 ④担当業務の引継ぎ
   
当時、進行中のプロジェクトやワンオペでやっていた業務も
   かなりあったので、引継ぎ資料の作成や担当業務のフロー整理を
   本格的に進めていく必要がありました。
   というのも、JTCあるあるだとおもうのですが、
 
   ・引継ぎ時点からマニュアルがない
   ・俗人化している場合、自分自身が業務を出来れば、
    マニュアル整備の優先度は下がる
   ・業務フローが職人芸化しており、マニュアルを整備する前に
    業務フローの見直しが必要

   などという問題を抱えておりました。

 ⑤退職後資金の確保
   
もうこれは人によるとしか言えないのですが、辞めた後は、
   収入が途絶えるわけですから、ある程度の生活資金の蓄えは
   必要です。
   固定費だけでも、以下の項目の支出に備えなければなりません。
   項目によっては、節約・代替できる場合もあります。
   私の場合は、一人暮らしを辞め、実家暮らしにすることにより、
   ⑹~⑻を若干節約しました。
   ⑵は親の扶養に入る選択もあります。
   (私の場合は、親から認められなかったので、
   国民健康保険に1人で入ってます。涙)
   ⑶の国民年金は、延納・免除の選択もあり得ますが、
   将来の支給額が減ることを考慮しておかなければなりません。
 
   【固定費】
    ⑴住民税
    ⑵健康保険料
    ⑶国民年金保険料
    ⑷生命保険料
    ⑸通信料(携帯電話)
    ⑹家賃
    ⑺食費
    ⑻水道光熱費

   上記にあげた固定費以外にも、交際費や病院代など急な出費等に
   備える必要もあります。

   長々と書いてしまいましたが、私の場合、それらをすべて考慮して、
   2年は無職でも耐えられる資金の確保に努めました。


2020年9月頃

 2020年9月時点の講義の視聴進捗具合は、
 以下のとおりでしたので、あまり宜しくない状況です。
  財務 50%
  管理 0%
  企業 70%
  監査 0%

 さて、この時期に退職の申し出を正式にしました。
 ただし、上記で述べた短答式試験の手応えがあったわけではないので、
 1年以内にという条件付きでジャブを打った形です。

 同時期に12月短答が無くなっていたことに気づきました ⇐ 遅い


2021年3月頃

 さて、3月になると年度末ですので、上司との面談があります。
 そこで、2021年12月短答に備えるため、退職時期を7月末にしたい旨
 申し出たのですが、一つ問題が発生していました。
 2020年9月と2021年3月では、人事異動があり、上司が変わっていました。
 その際、私の退職について情報の引継ぎがなされていなかったのです。

 FUCK!!!!!

 The JTC ですねこれが
 こんなもんですよ・・・

 結論だけ言っておくと、
 この時点で2021年7月末で退職するのは不可能になりました

 つまり、自分の中で想定していた専念して直前4ヶ月ブーストを
 かけることが出来なくなったということです。


2021年5月頃

 当初(21目)としての短答式試験の時期です。
 講義の視聴進捗具合は、以下の具合でした。
  財務 80%
  管理 20%
  企業 100%
  監査 0%
 
 実際に短答式試験を受けましたが、
 まぁ壊滅でしたね・・・
 自己採点していないので、分かりませんでしたが、
 おそらく100~150点くらいだったのではないでしょうか。

これにて2021年目標編は終了です。


2021年6月頃

 ここから2022年目標に切り替わります。
 同時期に退職時期が2021年10月末に決まりました。
 すなわち、専念ブーストを使える期間が1カ月強だと確定した瞬間です。


2021年8月頃

 この時期からTwitterを開始しました。
 これは、21目としての反省です。
 今じゃ野球垢の様相を呈していますが、
 当時は、モチベ維持・情報収集を目的として始めたのです。

 さて、8月末には、講義の視聴進捗がライブクラスに追いつきましたが、
 財務理論・管理会計・監査論について、
 合格水準にはほど遠いことも認識していました。

 ここで、何かいい方法はないかと考えていたところ、
 CPA会計学院の単科コースが選択肢に入りました。

 というのも、もう一度基礎固めをする必要があったのですが、
 再度、同じ講義を見るよりは、違う講義を見た方が、
 マンネリを防げるだろうと考えたわけです。


2021年9月頃

 9月末には、CPA会計学院の
  財務理論:短答対策講義(渡辺先生)
  管理会計:短答対策講義(植田先生)
  監査論 :レギュラー講義(松本先生)
 に課金しました。
 全部で60コマ以上ですので、
 ハイペース受講となりましたが、
 結果的には、功を奏すことになります。



2021年11月・12月頃

 超直前期ですが、
 ようやく本番でも戦える手応えが出てき始めたころです。
 具体的には、直前模試でもA判定を獲得できるようになり、
 テキストの回転が出来始めていました。

 そんな中、本番を迎えた訳ですが、
 何とか71%(355点)で、短答を突破することに成功しました。


とまぁ、取り留めのない書きぶりになってしまいましたが、
今回はこんな感じで終わりたいと思います。

本当はどのような勉強方法をしていたのか等も記載できたらいいのですが、
論文式試験に落ちていたら恥ずかしいので、
今は記載しないことにしています。
論文式試験後には、自分がしていた勉強方法を記載したいと思います。
(仮に合格していたら、誤っていなかった勉強方法になりますし、
 不合格の場合は、誤っていた勉強方法になります。)


その他、気になる点や聞きたいことがありましたら、
私のTwitterのDMまでお願いします。
(DM待ってます!)


今後は合格発表後に、時系列順ではなく、
トピックごとにもう少し踏み込んだ内容を書きたいと思ってます。
 
 


  

 


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