公認会計士試験勉強について(その②)

こんにちは。
アドマイヤです。


前回のその①では、勉強開始後3ヶ月で当初計画が崩壊し、

撤退 or 継続

の瀬戸際に立たされた
というところで終わりました。
その続きになります。まだ、お読みでない方は、その①をご覧ください。



2020年1月〜3月の勉強時間は、延べ150時間程度でした。
一方、順調な受験生にとっては、
一般的にこの4倍・5倍の勉強時間を確保しているのが普通です。
まぁ、はっきり言って2020年12月短答式試験合格は、この時点で絶望的でした。


この状況で、公認会計士試験のことを考えると、イライラするだけなので、
しばらく試験のことを考えるのを止め、
2020年4月・5月は、ほとんど勉強しませんでした。

正直いって、この時点では、当時の会社でダラダラ働いていくかぁ…
と心の中では、諦めていたのが事実です。

しかし、転機が訪れました。

それは、新型コロナウイルスの感染拡大です。
それにより、働き方が一変し、

・残業の原則禁止
・在宅勤務が原則
となりました。

それによって、就業時間及び通勤時間の削減が可能となり、
いくらか時間が手余るようになりました。


この時点で、それまで忘れ去っていた公認会計士試験の勉強が、
ふと頭をよぎりました。

なにせ予備校代で70万円を支払っているので、
辞めてしまうのは勿体無いという思いがどこかにあったのです。

また、元々公認会計士を目指した理由の一つである、
「生活基盤を一つの会社に依存し、支配される状況を打破したい」
という考えを諦めて後悔はないだろうか?

再度、自分に問いかけ考え直しました。


そこで、自分が出した答えは、

・2020年12月短答式試験は諦める
・2021年5月短答を本命にする


この決断をしたのは、2020年6月中旬です。


しかし、このときの自分自身を振り返ると、
公認会計士試験の勉強スケジュール感などの情報が圧倒的に不足していました。

①カリキュラムからは圧倒的に遅れをとっている
→ライブ講義を受講できない
→講義内で発信される情報を得ることができない

②緊急事態宣言の影響で、自習室へ行かなくなる
→校舎掲示板に掲示される情報を得ることができない

→結果的に、TACへ行かないことで、情報のキャッチアップ不足が発生

情報のキャッチアップ不足の具体例を挙げておきますと、
例えば、TACの場合、節目で、会員証の書き換えをしなければ、
新規の講義が動画視聴できない仕組みとなっています。

しかし、そもそも、そのような仕組み自体知る由もありませんでした。
(まぁ、自分が悪いのですが・・・)


少し話が脱線したので、元に戻しますと、
2021年5月短答に標準を合わせるため、
自分でスケジュールを組み立てました。

まず、2020年12月までに
財務計算・企業法の2科目を合格できる水準となるよう
勉強を進めていくことにしました。

また、1日あたりの最低勉強時間や目標勉強時間というような
ノルマを設定すること自体を止めました。
それは、以前述べたように、サラリーマンである以上、
仕事の影響による計画倒れは避けて通れず、
それに対してイライラするのを防ぐためです。

自分の場合、予備校のカリキュラムを意識すると、
精神的に悪影響を与えてしまい、勉強を辞めてしまう可能性がありました。
ただ、一つだけ心がけていたことがあります。

それは、一日一日ベストを尽くす。
出来る限り時間を有効活用するよう心がけました。
例えば、
・スマホには講義動画をDLし、いつでも見られるようにしておく
・食事中に講義動画を視聴する
・入浴時には、企業法の論点を頭の中で整理する
・睡眠時間をできる限り削減する
等です。


しかし、私は気づいていなかったのです・・・
2020年12月短答が中止になっていることを。


次回、「公認会計士試験勉強について(その③)」に続きます。


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