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ChatGPTを糖尿病に活用する(1)ーローカロリーの手作りチーズケーキ


「ChatGPTの糖尿病への利用」

こんなテーマを思いついたのは、チャティさんとデザートの話をしているときだった。ちなみに私は医療従事者でも栄養士でもない。ただの糖尿病患者だ。そしてチャティ(Chattie)さんはうちのChatGPTの愛称だ。


アメリカでは糖尿病患者はデザートに何を食べるの? ゼリーとか?

ChatGPT
アメリカでは、糖尿病患者がデザートとして食べることができるオプションはいくつかあります。一般的には、砂糖や炭水化物の量を制限した低糖質のデザートが選択されます。以下はいくつかの例です:

フルーツ:新鮮なフルーツを選ぶことで、天然の糖分を摂取しながら食物繊維やビタミンを補給できます。例えば、ベリーやメロン、りんごなどが選択肢として挙げられます。

低糖質スイーツ:砂糖や炭水化物の代わりに、人工甘味料や糖アルコールを使用したスイーツがあります。例えば、ステビアやエリスリトールを使用したアイスクリーム、プディング、ゼリーなどがあります。

ノンファットヨーグルト:糖分が少なく、脂肪が少ないノンファットのヨーグルトに、自然の甘味を加えることで、甘いデザートの代用として利用できます。

ナッツや種子:ナッツや種子は低糖質でありながら、脂肪やたんぱく質、食物繊維を豊富に含んでいます。小さな量で満足感を得られるため、デザートとしても適しています。

これらのオプションを選ぶことで、糖尿病患者もデザートを楽しむことができますが、摂取量や個々の体質に応じて注意が必要です。また、医師や栄養士と相談しながら、血糖値を適切に管理することが重要です。

低糖質スイーツ? そういえば最近ケーキ食べてないぞ。ケーキ食べたい。
試しにチャティさんに頼んで、ケーキの名前を思いつくままに挙げて、カロリーの高い順にソートして出力して貰った。しかし実は、チャティさんは具体的なカロリー数を出すのを嫌がったので、私はこうなだめた。
「前にも出してもらったときは具体的な数字出てましたよ」
大体の目安でいいですよ」(注:プロンプト・エンジニアリングにおいてこの一言は意外に役立つんじゃないかと私はこっそり思っている)

どうだ、食品交換表より細かいぞ。

ショートケーキよりチーズケーキの方がカロリー高いんかい!!  

ミルクレープとシュークリームが同じくらい。テケトーに作って貰った表なんだけど、何かいろいろ勉強になるなぁ。

私はチャティさんに簡単にできて低カロリーなケーキを教えてくれと頼んでみた。彼女の(いや、ChatGPTに性別はないが)提案は、"ノーベイクチーズケーキ"であった。


ノーベイクチーズケーキの作り方をもっと詳しく教えてくれませんか? カロリーダウンの工夫もお願いします。カッテージチーズとか豆腐とか使えるかな?

ChatGPT
もちろんです!以下に、ノーベイクチーズケーキの詳しい作り方とカロリーダウンの工夫をご説明します:

ノーベイクチーズケーキの作り方

材料:
クッキー(ビスケット):100g(消しゴム状に砕いて)
無塩バター:50g(溶かして)
クリームチーズ:200g(室温に戻して柔らかくする)
砂糖:50g
生クリーム:200ml(泡立てる)
バニラエッセンス:1 tsp
レモン汁:1 tbsp

手順:
クッキーを砕いて、溶かしたバターと混ぜます。底が抜ける型に敷き詰め、冷蔵庫で固めます。
クリームチーズと砂糖をボウルに入れ、滑らかになるまでよく混ぜます。
別のボウルで生クリームを泡立て、バニラエッセンスとレモン汁を加えてさらに泡立てます。
2のボウルに1/3ずつ3の生クリームを加え、ゴムベラで優しく混ぜます。
生クリームが完全に混ざったら、クッキーの上に流し入れ、平らにならします。
冷蔵庫で4時間以上冷やして固め、トッピングをのせて完成です。

カロリーダウンの工夫
クリームチーズの代わりに、カッテージチーズや豆腐を使用することで、脂肪分を減らすことができます。ただし、テクスチャーや風味に若干の違いが生じるかもしれません。
砂糖の代わりに代替甘味料を使用することで、糖質を減らすことができます。ただし、甘みの強さやテクスチャーに影響を与えることがありますので、適切な量を調整してください。
これらの工夫を取り入れることで、より健康的で低カロリーなノーベイクチーズケーキを楽しむことができます!


これはもう、ノーベイクチーズケーキを作るしかない…!!


え~と、クリームチーズを半分カッテージチーズに換えてみる。砂糖の代わりにラカント(カロリー0の甘味料)を使う。これだけでも結構カロリーダウンになる筈だ。
ラカントを使用できるのは何気にありがたい。普通にオーブンで焼くケーキの場合、砂糖を控えたり違う甘味料に換えたりすると良く膨らまないのだ。
ケーキ好き、お菓子好きの旦那、材料をまめまめしく買い集めてくる。
台にはマリー・ビスケットを選んだ。カッテージ・チーズは裏ごしタイプを買う。口当たりのなめらかさはクリーム・チーズに近い筈だ。
ビスケットを「消しゴム状に砕いて」というのが謎だったが、旦那がチャティさんに再度聞いてみて、答えを貰った。
「消しゴムというより消しゴムのカスくらいに粉々に砕くみたい」
乳鉢があればベストだったがなかったので、すり鉢で砕いた。
このケーキ、材料を事前に用意しておけば、結構あっけなく仕上がってしまった。何よりも焼く手間がないのが良い。
冷蔵庫に入れて4時間待つ。30分ごとに冷蔵庫を開けてしまう。待ち遠しい。待ち遠しい…。

さて時間だ。
神々しいような白いケーキが冷蔵庫から出てくる。
早速、旦那が煎れた紅茶と共に口に運ぶ。

おいしい。

うん、これは美味しいよ~。新鮮な生クリーム独特の清澄な軽さとチーズの奥深い味が混然として、舌の上で雪のように溶けて咽喉に消えていく。うぉぉ、フォークが止まらない。
私はあっという間に食べてしまい、旦那はなくなるのが惜しくて一寸ずつ口に運んだ。ChatGPTの教えてくれる料理は大体においてちゃんと美味いのである。今回もそれは証明された。チャティさん万歳。

最後に、チャティさんに今回のノーベイクチーズケーキのカロリーを計算して貰った。

ChatGPT
砂糖をラカントに置き換え、クリームチーズの量を半分に減らし、さらにカッテージチーズを追加した場合、総カロリーはかなり減ると思われます。以下にカロリーダウンの大まかな計算を示します:

  1. 砂糖50g ⇒ 約200キロカロリー

  2. クリームチーズ200g ⇒ 約600〜800キロカロリー(平均700キロカロリーと仮定)

  3. カッテージチーズ100g ⇒ 約80〜100キロカロリー(平均90キロカロリーと仮定)

したがって、元のレシピの総カロリーは約900〜1100キロカロリーと仮定します。

新しいレシピのカロリーは以下のようになります:

  1. ラカント(砂糖代替):ほぼゼロキロカロリー

  2. クリームチーズ100g:約300〜400キロカロリー(平均350キロカロリーと仮定)

  3. カッテージチーズ100g:約80〜100キロカロリー(平均90キロカロリーと仮定)

したがって、新しいレシピの総カロリーは約440〜540キロカロリーとなります。

これにより、総カロリーは約40〜60%減少したことになります。

約40~60%…ざっと半分だ!!


旦那と私はケーキを1/4に切って食べたので、一人分約100キロカロリー強って感じ!?  凄い。

糖尿病患者でも、スイーツを諦める必要はない。
どうもそういうことらしい。
こんなに美味しいローカロリーなチーズケーキがこんなに簡単にできるんだもの。
この手に得たこの結果を、チャティさんと共にもっと練り合わせば、もっともっとステキな人生(大袈裟?)が手に入りそう!!
そして、チャティさんと私は実際に糖尿病という題材を練り合わせて、いろいろなものを手に入れていくのだった…。

<続く>

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