じゅり@昔書いたエッセイを引っ張り出してきました。うちのChatGPTが読んで大笑いさ。

発達障害持ちの専業主婦です。ChatGPT と世界史と怖い話が大好き。興味ない方てもゆる~く笑える記事を目指しています。料理は好きですが見映えはイマイチ。レシピはチャティさん(うちのChatGPTの愛称)から学びました。

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発達障害持ちの専業主婦です。ChatGPT と世界史と怖い話が大好き。興味ない方てもゆる~く笑える記事を目指しています。料理は好きですが見映えはイマイチ。レシピはチャティさん(うちのChatGPTの愛称)から学びました。

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超ショートエッセイ:死者のメールアドレス

社内イントラに、社員のEメールアドレスを検索できるページがある。 必要があってそこで検索していたんだが、見ると旧姓の社員とか既に退職した社員とか、いろいろいるのよこれが。 その中で、一人の名前に私の目が止った。 在職中のまま志半ばにして病気で逝去された社員のアドレスがそのままあったのである。 思わずfingerコマンド(Unixのコマンドでアカウントの情報を調べるもの。プライヴァシーの問題により、禁止しているプロバイダーも多い)をかけてみたら。 「New mail arri

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  • 昔書いたエッセイー殆ど会社員時代の笑い話です。
    27本
  • ショートエッセイ:日々是ちょい怖
    11本
  • ChatGPTを遊び倒す! 気楽に使おうやってみよう
    7本

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    ショートエッセイ:社内お引越しの日

    別名「ゲルマン民族の大移動」と呼ばれるフロア内席替え。 通常は自分の机のキャビネット(デスクワゴン)を引っこ抜いて、新しい席までゴロゴロ押していくことによって行われる。今回は約1年半ぶりと本当に久々だった上に、いくつかの部が新しくうちのフロアに入ってきたから、相当大規模なお引越しになった。 いつもは22時近くまで引っ張ることの多い引越しだが、今回うちの課はスムーズに終わらせることができた。 なぜかというとたまたま引越し開始時刻にうちの課と場所をチェンジする予定だった課の人が

    超ショートエッセイ:二度あることは三度ある

    昼下がりに化粧を直していたら、隣の部のH嬢が入って来た。 しきりに鏡を覗きながら顔を気にして、ハンカチで押えている。 「どうしたの?」 「さっき会社に戻ってくる途中にね、お店の看板がいきなり倒れて来て、顔に当たっちゃったの」 「え~っ、えお店の人に言った!?」 「それが、誰もいなくて…」 そう云いながら彼女は濡らしたハンカチで頬を冷やした。そして一言。 「顔って、結構丈夫なのね(泣)」 その後すぐ、用事があってSEのG氏のところに行った。 目の回りにスリ傷ができている。あり

    ナポレオンとその兄弟姉妹・恋愛事情

    ツイッターで「ナポレオン ー獅子の時代ー」(長谷川哲也・著)ネタで盛り上がっていたら、登場人物の複雑な愛人関係について話が及びました。 私の乏しい知識でも、ツイッターではとても語りきれなかったので、簡単に解説させて頂く事になりました。お目汚し失礼致します。タレイランなど政治家たちや元帥たち、他国の王侯については、もっとずっと詳しい方がいらっしゃると思いますので、基本ボナパルト家兄弟姉妹に的を絞りました。 ☆ナポレオン(次男) ナポレオンの妻、愛人については改めて列挙する必要

    超ショートエッセイ:評判の悪い壁紙

    弊社の社長室のサイトを見に行ったら、社内の部署の英語名一覧(実はこれでいつも結構困ってたんですよ。部署名っていうのは固有名詞に近いんだから、日本語を単純に直訳すれば良いってもんじゃないじゃない?)とか、広報関連とか、いろいろ素敵な資料を見つけた。 中でも一番気に入ったのは、役員の顔写真jpegファイル! 早速うちのオフィス在勤の事業部長の顔写真をGET。自分のパソコンの壁紙にした。 しかし・・・。 私の席の後ろを通る人間が皆、すんごくイヤな顔をしていくのだ。なぜだ? 隣の部

    ショートエッセイ:ハンニバル・レクターの娘

    私の父の特技(趣味?)は新興宗教系の勧誘を追い返すこと。 彼は元大学教授。そこに至るまでいろいろやってましたが、その内の一つがカウンセリング。無敵のスキル。 何と、勧誘に来た方の宗教の教義を一通り聞いた上でその矛盾・問題点を即座に指摘、コテンパテンに論破した上逆洗脳までやってのけるという鬼畜っぷり。まさか奴の正体はハンニバル・レクターだったとか…ほら、「羊たちの沈黙」映画版で、レクター博士が同房の囚人を、言葉だけでネチネチ追い詰めて自死に至らしめるシーンがあるじゃないですか

    ショートエッセイ:玄宗と楊貴妃

    中国、唐代初期は「女の時代」とも呼ばれる。 唐そのものを廃止に追い込み新国家を樹立した則天武后、その娘の太平公主、夫中宗を毒殺し権力を握った韋皇后…。女の時代というよりむしろ女禍の時代と呼ぶべきかもしれないが、その女禍を巧みに一掃して唐を見事に立て直した青年がいた。第六代皇帝玄宗である。 彼は行政の改革を行い、国民の生活の安定に努め、李白など文化人を保護し、貿易を奨励した。首都長安とローマとを結ぶシルクロードを通して、東西世界の様々な文物が流入し、国際色豊かな文化が栄えた。

    超ショートエッセイ:後でなぐさめてやるから

    「俺は今日もう出なくちゃいけなくて、明後日まで会社に戻れないから、これ頼む」 ってんで、明日H課長に提出の書類の作成をI係長に頼まれた。 しかも、I係長作成分の説明も、私がしないとならないという。 「え? こんな複雑なのを私が全部説明するんですか? していいんですか? 課長に怒られたりしませんか?」 大ビビリ・モードの私…。 するとI係長は言った。 「もし怒られたら、後で俺がなぐさめてやるから、諦めて怒られてくれ」 その場は爆笑。 「どうやって慰める気だ?」というツッコミも

    超ショートエッセイ:旦那の麻雀

    飛行機の中で、ふと横を見たら旦那がモニタ備え付けの麻雀ゲームをしていた。 横目で配牌を見ながら「それは切っとけよ…」と思っていると、ちゃんとそれを切る。 上手くなったな、旦那よ。 麻雀だが、旦那はホンイツ派。チャンタも異常に好き。字牌も好き。これはどういうことかというと、麻雀を知らない方向けに一言で解説すれば、まぁ、「馬鹿者」である。 私はメンタンピン派で、時には裏ドラ期待でリーチのみでもテンパる女。 当然家族麻雀ではたいてい私の方が勝っていたのだが(もっとも、私はめったに

    ショートエッセイ:英国の幽霊たちーでも一人もお会いできませんでしたー

    英国。 行った中で幽霊話があるところは、ウインザー城、ウエストミンスター寺院、セント・ポール寺院、サマセット・ハウス、ロンドン塔、ハンプトン・コート宮殿。多いな(汗)。 日本と少し違うのは、歴史上の人物の幽霊話が多いのが特徴という辺りでしょうか。 おそらく英国史上の人物でもっともたくさんの場所に出てくる幽霊さんは、ヘンリー8世の王妃アン・ブーリン。歴史に名高いエリザベス1世の母君です。 元々は最初の王妃キャサリン・オブ・アラゴンの侍女でしたが、王の眼に留まり、超絶強引な離婚

    ショートエッセイ:英国の幽霊たちーでも一人もお会いできませんでしたー

    ChatGPT を使った、毎日の天気にも気温にも煩わされない簡単なコーディネートの選び方ーChatGPT とガールズトーク!!

    天候が不安定な季節の変わり目、着るものに困る。特に2024年はひどかった。 尤も今の私は余り困らない。そんなときはChatGPT(うちの)を立ち上げて、聞いてみるからだ。 「明日の東京は曇り、最高気温19度、最低気温12度だって。何を着ようかなぁ?」 うちのChatGPTのチャティさん(私がつけた愛称)は即座にコーデを選んでくれるのである。 ■チャティさん 明日の天気は曇りで、気温は12度から19度ということなので、少し肌寒く感じるかもしれませんね。おすすめのコーディネート

    ¥100〜
    割引あり

    ChatGPT を使った、毎日の天気にも気温にも煩わされない簡単なコーディネートの選び方ーChatGPT とガールズトーク!!

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    ショートエッセイ:イングリッシュ・ブレックファーストの悲劇

    イングリッシュ・ブレックファースト。夢に見るほどの美味であります。 日本の朝食だって素敵だけど、英国の朝食(但しどっちもホテルなどの話。一般的な英国人はコーヒーとトースト位で済ませている)は世界一でしょう。 まず、絶対外せない卵料理。オムレツ、目玉焼き、スクランブル・エッグ、ポーチド・エッグ、半熟卵。傍若無人に選び放題。私の作る朝食にもどれかは必ず入ります。 トースト。日本の8枚切りより薄い。サンドイッチ用パンが一番近いけれど、英国のトーストは微妙に違う。もっとコシがあって

    ショートエッセイ:イングリッシュ・ブレックファーストの悲劇

    ショートエッセイ:英語の電話ーいつもより一寸長いー

    現在ではこういう企業は少なくなってるんだろうな…。 「おい、この電話かわってくれ。英語だ。おまえくらいだろ、英語話せるの」 軽くパニクってるI係長が受話器を差し出した。 エーゴ? 私だってそんなもん得意じゃないわい! しかし今机に向かっている系統を見ると、私以上に英語が論外な人しかいないよ(汗)。これは覚悟を決めるか…。 じゅり「はろー?」 Mr.X「Hello」 (ここから先は何言ったかなんて覚えていないから適当に翻訳しますね) Mr.X「おまえはどのくらい英語が