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名古屋の二郎インスパイア系ラーメン「ちょもらん麺」を試した件

こんにちは。東京在住時代はラオタだったRYUです。数十年ぶりに名古屋に移住しても困ることは殆ど無かったのですが、強いて言えば寂しく感じるのが・・・

名古屋には「二郎」が無い!

・・ことなんです。関東以外の方には馴染みが薄いと思うので、「二郎って何?」の説明はこちらで。

基本的には豚骨醤油味のラーメンで、モヤシとキャベツとチャーシュー(この店ではブタと呼びます)がトッピングされています。麺や野菜の量、上から掛ける背油、カネシ(醤油ダレ)、ニンニクの量が無料で増減できるのですが、注文までのプロセスが極めて特殊。「作法」を分かっていないとお店だけでなく、周囲の客からも迷惑そうな視線を向けられます。店内ではオーダー時に・・・

「ヤサイマシマシニンニクマシマシカラメアブラ」

・・・なんて呪文が飛び交っており、二郎を知らない方は「宗教」だと思うかも(笑)。ある意味、敷居の高さは京都のお茶屋さん並みです。

さて前置きが長くなりましたが、そんな二郎が無い名古屋にも、「インスパイア系」と呼ばれる、二郎に影響を受けたと思われるラーメン店がいくつか存在します。そんな中で、これは美味しい!と思えるお店を紹介したいと思います。

今回のお店は、名古屋・栄の中心街にある「ちょもらん麺」

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麺は2日間かけて熟成させる、お店オリジナルの極太麺スープは二郎と違い、醤油・味噌・黒ゴマ・台湾が選べます。汁なしの油そば、海老油そばもあるようです。

この日は野菜増しが無料!とのことだったので、醤油の野菜増しをオーダー。5分を過ぎたころ着丼しました。ちなみにランチ時は、茶碗サイズのカレーが2杯まで無料サービスです。

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なかなかの盛りですね!

野菜の盛り方は二郎もお店によって様々なんですが、こちらはキャベツが多めです。また、浅めのゆで加減で、キャベツもモヤシもしっかりとシャキシャキ感が残っています。

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こちらが特徴的な麺。やや透明感があり、グルテンがしっかり出てる感じでしっかりした噛み応えがあります。二郎とは方向性が違いますが、これはこれでバイブス上がりますスープは豚骨ベースに、魚介ダシ(鰹節)の濃厚な風味が合わさって美味い!です。

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チャーシューは、地元のたまり醤油をベースにしたと思われるタレに漬け込んだのか?どこか懐かしい地元ならではの風味を感じます。

単に「二郎」に似せた・・・のではなく、麺・スープ・具材ともに、オリジナル色が光る「ちょもらん麺」。地元の方も、観光/出張で名古屋を訪れた方も、機会あらばぜひお試しください。

今後も「二郎インスパイア系」を紹介しようと思うのですが、そのうち「名古屋に二郎を誘致する活動」とか始めそうで怖いです(笑)・・・

ではまた~ (RYU)