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台湾ラーメンの聖地「味仙」に行ってきた件


こんにちは。夏場は体重が増えてしまう傾向があるRYUです。先日、東京から友人が名古屋に遊びに来たんですが、「名古屋で何がしたいか?」聞いたところ

「台湾ラーメンが食べたい!」

とのこと。お安い御用なので、台湾ラーメンの元祖「味仙」へ。それも、今池の本店よりたぶん有名な矢場町店に行ってきました。

知らない方のためにお伝えしておくと・・・「台湾ラーメン」は台湾にはない、名古屋独自のメニューです。台湾の「担通麺」を激辛にアレンジしたメニューで、元々は味仙本店で「賄い」として出されていたんだとか。台湾には、日本の「台湾ラーメン」が「名古屋ラーメン」という名称で台湾に逆上陸した・・という、説明するとめんどい状況になってます。

今や名古屋メシの一角にのし上がり、「台湾まぜそば」「台湾タンタンメン」「台湾まぜ丼」などの派生メニューも増えている「台湾ラーメン」。その人気は大変なものです。AM11時から開店なんですが、日曜10:40でこの状態(;゚Д゚)。

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入口は右側に曲がっており、画面右上の先に入り口があります。11時、回転と同時に滝のようにお客さんが。

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幸いこのお店はフロアが広くて、かつ3階まであるので、開店時に並んでいてもスムーズ入店できます。私たちもすぐに着丼・・じゃなく着席できました。

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入店した100名以上がいっぺんにオーダーしたら、料理が出るまで何分掛かるんだろう?と心配になったのですが・・・

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約10分で着丼しました(;'∀')。よかった。

左がノーマルの台湾ラーメンで、丼ぶりがかなり小さめです。久しぶりに食べましたが、変わらぬ刺激で美味しい♫ 辛さはかなりのものですが、中本の蒙古タンメン程ではないです。具材のひき肉・ニラ・ニンニク・唐辛子が注目されますが、実は麺が美味しい低かん水の、やや表面がボソっとした中太麺は小麦の風味を感じます。鶏ベースのスープも、辛さを受け止める旨味と甘みがあるので、薄っぺらい辛さにはなっていません

ちなみに右側は辛みが無い台湾ラーメン、その名も「アメリカン」(正式名)。確かに辛くないので食べやすいですが、これって普通の醤油ラーメンじゃないの?(笑)。遠方から名古屋まで来て食べるなら、絶対ノーマルの方を!おすすめします。

ちなみにこの店、メニューはもちろん台湾ラーメンだけじゃなく豊富です。

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こちらの青菜炒めは見た目普通ですが、超強火で炒めたと思われるシャキっとした食感と、ニンニクガッツリの風味が美味しいです。

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その他、特徴のあるメニューは「アサリ炒め」とか「手羽先」あたりかな?どちらもコクのある老酒の風味が、赤味噌好きな名古屋の嗜好にマッチしてます。

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こちらは蒸し鶏。見た目「よだれ鶏」に近いけど、あれよりタレの酸味が強めで、ラー油がほとんど掛かっていないのでさっぱり味です。

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こちらはビーフン米粉の麺がフニャフニャになっておらず、コシがあって美味しいです。

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麻婆豆腐は、ほとんど山椒が入らないタイプ。水分が多くてお安い充填豆腐を使っていることもあり、麻辣好きな私にはちと物足りませんでした。あと、チャーハンも割と普通なので、そのせいか画像を撮り忘れました。

一部ハズレもありましたが、定番の「台湾ラーメン」は「やはり元祖ならでは」と思わせる逸品。機会あらばぜひお試しください! (RYU)