岐阜県関市「フェザーミュージアム」に行ってきた件
こんにちはRYUです。先日、仕事の出張で岐阜県関市に行ってきたついでに、地元の有名カミソリメーカー「フェザー」の博物館に行ってきました。今日はこちらの紹介をしたいと思います。
まず、関市の形に注目。驚きますよ。
なんとV型!!
2005年の市区町村合併で旧・武儀郡と合併した結果、美濃市を取り囲むような、こんな奇特な形になったんだそうです。「V型」にちなんで、受験やスポーツの勝利祈願の町として売り込んでみてはどうでしょうか。ハーレーダビッドソンの聖地にしても良いかもです。
ご存知の方も多いかと思いますが、関は国内有数の刃物の産地で、国内の家庭用刃物の55%を生産しています。刃物づくりが始まったのは1400年ごろと歴史が古く、かつては日本刀、現在は包丁やカミソリが主要な産品です。
前置きが長くなりましたが、そんな関市の有名企業、カミソリのフェザーさんが運営する「フェザーミュージアム」に到着しました。
エントランスで、髭剃りのオブジェがお出迎え。
オフィシャル髭ダンディズムのプロモーションビデオ収録に使えそうです。そういえば、子供の頃に実家にあったヒゲ剃りもこんな形でした。
なにせキレイで広いです。1階は過去発売した商品の展示。
過去の広告宣伝も展示されていました。ロボットのCMは見たことがある気がします。
2階は刃物の歴史が展示されてます。めちゃお金掛かってます。
西洋の刀剣も展示されてます。日本刀が細くて軽いのに対し、西洋の刀剣は大きく重いです。鎧を着た相手を「叩き壊す」ためなんだとか。西洋の刀はむしろ「鈍器」なんですね。
カミソリで作ったパターンの壁。並べた人はすごい。
こちらは医療用メス。カッターナイフのように使い捨てにするタイプで、登場当初は画期的だったようです。
創業時のカミソリ刃の製造器具。女工さんが一つずつ型抜きして、研磨して刃をつけてたんですって。歴史の教科書で習った「工場制手工業」(マニュファクチュア)です。
なかなか見応えのある展示でした。フェザーさんありがとうございました。ちなみにこの日のランチは、あまり見かけないファミレスチェーン店へ。
「トマト&オニオン」って聞いたことないな・・・
しかし!ご飯・カレー:味噌汁が食べ放題!のランチはなかなか良かったです。新婚「ぐっしー」も大喜び♫ 個人評価:味3.2/コスパ4.0
今回は「フェザーミュージアム」を紹介しましたが、関市には他に「関鍛冶伝承館」などの博物館や、一般の人でも刃物が購入できる「刃物会館」などがあります。たまには良い包丁を買って料理してみるか!と思った方は、ぜひ一度お出かけください。ではまた~ (RYU)