FP2ロングラン分析 VER10連勝orフェラーリ母国優勝か!
今年のF1はレッドブルが開幕から優勝を譲らず13連勝。
オランダは雨が2回降る珍しいレースとなりましたが、誰もフェルスタッペンを止めることはできず、フェルスタッペン自身はベッテルの「9連勝」に並びました!
しかし、そこに待てをかけそうなのが、今回母国の「フェラーリ」
大応援団「ティフォシ」が駆けつけ、大声援を送ります。
予選ではポール、FP2ロングランも好調で、ストップ・ザ・レッドブル&フェルスタッペンになるか。
それではFP2ロングラン分析についてお伝えいたします。
FP2ロングランはフェラーリが1-2!
母国のフェラーリが1-2。
FP2のロングラン上では、レッドブルにコンマ4以上つける圧倒的なロングランです。
予選でも1-3のポジションを確保し、スタートでフェルスタッペンを交わすことができると、レースを優位に
フェラーリが懸念されるのは、タイヤのデグラデーションとチーム戦略。
フェラーリはタイヤのデグラデーションがレッドブルより悪く、走り出しは距離を保ててもスティント後半レッドブルに詰め寄られアンダーカットorコース上でのオーバーテイクの可能性があります。
マシン的に不利な状況であるためスタートで1-2を作りフェルスタッペンを戦略で揺さぶることができれば優勝に大きく近づくでしょう。
しかし、その戦略はフェラーリの苦手としている部分で「俺たちのフェラーリ」が発動しないよう、チーム一丸となって取り組めば優勝が見えるのではと思います。
フェルスタッペン10連勝なるか。
予選では僅かの差でポールを逃したフェルスタッペン。
ロングランは、FP2タイムシート上はフェラーリに大きく引き離されているものの、優勝には自信有のようです。
FP2のロングランは燃料搭載量などのプログラムが違う可能性があります。
また金曜日→土曜日にセッティングを変えていることから調子を取り戻したという見方も有りです。
#金曜日のフェルスタッペンのコメントにもありました。自身の10連勝もかかっていることから、この大記録を作ることができるのか、大注目です。
#個人的にはレッドブル・ホンダで達成してほしい!
絶好調、アルボン
後半戦から一気に調子を上げてきているアルボン。
今回も予選6位を獲得し、近年不調だったウィリアムズが復活してきています。
FP2のロングランも好調でメルセデスの間に入って6位。
今回もポイント争いが可能でしょう。
ウィリアムズはダウンフォースよりもストレートコースが速い傾向にあるので、今回ポイントを確実に得ることが重要になります。
次回の低速シンガポールでどのような走りにするかにより、後半戦の立ち位置が見えてくると思います。
角田も好調
予選では惜しくも11位となった角田。
FP2のロングランは9位につけポイント争いは十分にできそうです。
アルファタウリは今回リアのアップデートを投入したようで、こちらもチームとしての母国GPとなるため複数ポイントを獲得してもらいたいです。
前回のオランダで大胆な1ストップを計画していたように、今回も秘策があるのか楽しみです。
マシンとしては上昇傾向にあることは間違いなく、チャンスをモノにできるか注目です。