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LOGOS

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LOGOS。言葉のチカラ
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2020年7月の記事一覧

ジャンボジェットで眠りにつくか、小型セスナを自ら操縦するか

ジャンボジェット機に客として全てを委ねるのか、それとも、小型セスナを自ら操縦するのか。 結局、これからの人生はこの言葉に尽きるのではないかと、最近強く思ってる。 前回記事 の続きみたいな内容になってしまうけれど。 ジャンボジェット機の中で安心して眠っていたらジャンボジェット機に乗った客は、パイロットに操縦を任せ、キャビンアテンダントにお世話をしてもらいながら、安心して眠りにつく。 その時、操縦室では機長と副機長がジェット機のエンジントラブルに気づき、対応に追われている。C

自分だけの地図を描く ~ マスターピース

マスターピースとは 非常に批評的な価値が高いとみなされ、特にある人物のキャリアの中で最も優れているとされると考えられている創作物、または傑出した創造性や技術、出来栄えからなる作品のこと。 SCANDAL / マスターピース突然だけど、僕はガールズバンド『 SCANDAL 』が大好き。言わずもがな、日本が世界に誇るガールズバンドです。彼女達の素晴らしさはいずれこのnoteにたっぷり書こうと思っているのだけれど、今日は、そんな彼女達が2019年に発表した『 マスターピース 』と

何の練習やりたい?

僕はある師に言われたことがある。「目の前の選手が『今、何を練習したい』と思っているのかをわからなアカン」と。 ただこちらがさせたい練習を「させる」だけなのか、それとも、選手が「今、したい」練習をさせてあげるのか。もちろん、後者の方がいいに決まってる。 「◯◯の練習がやりたい」ということは「◯◯がうまくなりたい」ということ。もちろんそれだけでなく、ただそれが楽しいから、という理由もあるとは思うけれど、、それはそれで大切な理由だよね。きっとそこにヒントも隠されてる。 チーム

子どもの人生を変える好奇心の育て方

友達の「ふじしー」こと藤代圭一氏が、最新の著書『 しつもんで夢中をつくる!子どもの人生を変える好奇心の育て方 』を献本してくれました。ありがとう! タイトルにもあるように、この本には『好奇心』という言葉がたくさん出てきます。その通り、この本の内容は終始一貫『好奇心』がテーマ。子どもの好奇心をくすぐり、引き出し、尊重し、邪魔せずに育んでいくことの大切さ。そのために大人はどういう在り方でいて、どういうスタンスで接していけばいいのか⋯そんな観点で書かれてます。 そういえば、ふじ

Von voyage ! 主人公は自分自身

2019年夏に47歳の若さで亡くなった瀧本哲史さん。 瀧本さんが「2012年6月30日」に東大で行った伝説の講義を全文掲載した「2020年6月30日にまたここで会おう」(星海社新書)を、僕は2020年の6月29日に本屋で見つけて購入しました。 瀧本哲史さんのこと、知るのがあまりにも遅すぎた。そういえば確か去年、瀧本さんとかいう人が若いのに亡くなった⋯みたいなニュースを見たなぁという記憶はあったけれど。本当にそれくらい。 正直ぶっ飛んだ。自分が求めていた声というか、背中を