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元気をもらえるちょっといいお話22「不可能を可能にする」

こんにちは、くらです。


「不可能を可能にする」という言葉は昔からあったと思います。

でも、自分の事となると、どうも実感が湧かない言葉です。

ここで不可能というのはどういうことか。

最近のニュースで、不可能を可能にした人として頭に浮かんでくるのは、二刀流の大谷選手、とか、オリンピック・バラリンピックでメダルをとった選手、とか、でしょうか。

もちろん、ライト兄弟、エジソン、アインシュタイン、ディズニー、などの偉人たちも含まれてきます。

つまり、不可能というのは、人類が夢に見ているものを、実現すること。

そして、実現する人には、夢を決してあきらめない、という共通点があると感じます。


不可能だと考えられていた、「マグロの養殖」を実現した、近畿大学名誉教授の熊井英水さんが仰ってます。

「不可能を可能にするために大事なことの第一は『忍耐』。やっぱり研究でも仕事でも、何かを成し遂げようと思ったらいいことも悪いこともあるわけです。その時に何が何でもやり通すんだという忍耐、ブレない継続、これが非常に大事だと思います。私の好きな言葉に『一志一道』というのがありますが、一度志を立てたらこれを一筋にやり続けないといけません。

二つ目は『観察眼』。原田先生がよくおっしゃっていたのは『魚に聞け』ということです。魚は言葉を発しない。だから、抗議する時は死んで抗議する。だから、いまこの魚はどういうアピールをしているのか、何を求めているのか、それをよく観察し、知るのが本物の研究者だと。

そして、最後は『愛情』。やっぱり手間隙をかければかけるほど、魚は我われ飼育している者の意思を分かってくれるし、よく育ってくれるんです。」

(『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』藤尾秀昭(到知出版社)より引用 P130)


忍耐、観察眼、愛情、これは、夢を実現する人の合言葉かもしれません。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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