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何かあったらさらっと手紙を書ける大人でありたい

今日、平時よりお世話になっているお店にまたハイパーお世話になりました。それはもう、感動するほど。今回は少しばかり事情が特殊で詳細なことは書けないのですが、接客業の"模範解答"的な対応をしていただきました。

何度も書きますが、本当に感動しました。どれくらい感動したかというと、ついついお礼のお手紙を直筆でしたためたくらい。笑

普段から素敵な対応をいただいた方はお名前を覚えて、お問い合わせフォームなどからお礼を伝えるようにしていますが、直筆の手紙を書いたのはさすがに初めてです。

手紙に期待する2つのこと

書いた内容としてはそんなたいしたことではないのですが、それでも今回手紙にしようと思ったのには2つの狙いがあります。

1つ目は、「手紙の方がより想いが伝わるのではないか」という期待。

人間の印象、知覚価値的な部分ですが、たいていの人は同じ言葉でもメールより直筆の手紙の方が「心がこもっているな」と思ってしまうはずです(少なくとも、メールの方がほっこりするという人はいないのではと思います)

なので、ほんのひと手間をかけるだけで相手にとってより嬉しいものになるならそうしましょう、ということ。

そして2つ目は、今回素敵な対応をしてくれた店員さんが「店員としての自分」を認め、誇りに思うための"形"を提供したかったということです。

少し昔の話ですが、僕が現場で接客をゴリゴリやっていた頃、ときどきお客さまからお手紙を頂戴する機会がありました。

内容は他愛のない話やちょっとしたお礼など、そんなに大層なものではありませんでしたが、それでも手紙という"形"でもらえたのが嬉しく、現場を離れて数年たった今もすべて手元に残しています。僕にとってこの手紙は単なるお礼ではなく、接客業を行う自分を認めてくれて、

「この仕事をやっていてよかった」

と心の底からじんわり思わせてくれる、そんな特別なアイテムなのです。

普段、仕事をしていて手紙をもらえる機会もそんなに無いと思うので、この機会に僕から差し上げてみよう、というのが2つ目の理由でした。

「ありがとう」は、相手が自分に対してしてくれた素晴らしいことに気づき、価値を認め、過不足なくそのことを伝える最高の「ほめ言葉」だと思っています。

そこにさらにひと手間を加えると、ほんのちょっとだけでも幸せがプラスされる。そんな良い循環を作っていきたいなと思います。

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