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旅の原点、旅は原点

昨日まで、2日間の帯広出張でした。と言っても「帯広市」にいたのは最初の3時間ちょっとくらいで、その他の時間はさらに東のほうにあるとあるまちにいたので、「十勝出張」と言った方が正しいかもしれません。

諸々の事情で車移動が難しかったため、関係先の方への送迎をお願いし、池田駅発着の移動でした。

一昨日、往路は夕方の普通列車で帰宅時間帯の人たちに混ざって。

ワンマンカーの気動車に揺られて一駅一駅進んでいくのは、やはり僕の旅の原点だなと感じました。

便利な特急や地下鉄では得られない感覚がある。

地域に密着したまちの駅だからこそ、そこに住む人たちの暮らしの様子もリアルに見える。

「この街で育ったら、どんな私になってただろう」という僕が敬愛する青春18きっぷのコピーは、本質の中の本質を捉えたものだと痛感します。

帰りも池田駅から。

この駅から列車に乗るのはおそらく初めてだと思うのですが、改札が始まると同時に流れ始めるドリカムの曲(多分……) の発車メロディーアレンジが、僕の心をつかみます。

改札を通り、ホームに出てもまだうっすらと聞こえるBGM。そして遠くに小さな明かりが見え、特急列車がゆっくりとホームに進入してくる。

この光景、感覚も忘れてはならないものだなと改めて感じました。

最近「旅」が不足気味でしたが、仕事の合間にちょっぴり良い栄養を摂取することができたような二日間でした。

近場でも良いので、またどこかに行こうと思います。

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