勝ち負けだけが全てじゃなくて

昨日、なんとなーく思ったこと。

開幕から苦戦が続く北海道日本ハムファイターズですが、昨日は日本復帰初戦となった大投手・田中将大を2本のホームランで打ち崩し、見事に勝利。

＼ It is gone‼️ #中田翔 ／
154キロのストレートを打ち砕く2ランホームラン☄️
中田選手の一発でファイターズ先制です💪

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— ファイターズ on GAORA SPORTS (@gaora_fighters) April 17, 2021

特に、初回に飛び出した中田翔選手のホームランには、多くのファイターズファンが優勝が決まったかのように湧き、大きな感動を得ました。

最下位に沈むチーム状況は「全く」と言っていいほど芳しく無く、ファンのフラストレーションは相当溜まっているはずです。しかし、昨日のたった1本のホームランに湧く様子を見ていて、「やっぱり勝ち負けだけが全てじゃないなぁ」とじんわり感じました。

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プロ野球に限らず、何のエンタメ・興行でもそうだと思うのですが、人の心が動く瞬間というのは案外「勝ち/負け」などの客観的な指標で表すことが出来る部分には無いことが多くて、むしろそれ以外のほんの一瞬にあったりします。

野球で言えば「ホームラン」、サッカーで言えば「ゴール」はわかりやすいですが、もっと細かな一つひとつのプレー、例えば思い切ったダイビングキャッチを試みたシーンとか、懸命に体を張ったディフェンスをしたシーンとか、そういうところにも人は心を動かされるのです。

だから選手たちがんばれよ！という話では今日はなくて、むしろ"受け取る側"のファンとしてそういった部分にたくさん気付けるようになれば、自分たちの「ファン生活」がより豊かになるのでは？と思うのです。

試合結果には(ほぼ)何の影響も及ぼすことが出来ない立場だからこそ、なるべくポジティブに接して、自分の人生を豊かにするために(良い意味で)使いこなせれば良いんじゃないかな？という気がします。