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「出来る」「知っている」だけで、人を測ろうとしない

最近色々な人と話していて感じることなのですが、インターネット、SNS、およびその他テクノロジーの進歩のおかげで「出来る」や「知っている」という状態に到達するまでの難易度が格段に下がっている気がします。

もちろん、ジャンルや内容によってはそれらの状態にたどり着くまでにそれなりの努力や時間投下が必要だったりもするのですが、それでもゼロベースで何の助けもなくやらなければいけなかった昔と比べると、その差は歴然です。

だからこそ「出来る」とか「知っている」とか、そういった"do(する)"的な部分だけで人を測る/判断しようとすると、どこかで不具合が出てくるのかな……とも思ったりするんですよね。

人間は英語で"human beings"であり、"being"=いる/在る なので、"do"は"be"とは全く別の尺度なのです。

社会に出ると「あなたは何が出来る人なんですか?」「あなたは何をやってきた人なんですか?」という見方をしてしまいがちです。それは当然大事ではあるのですが(特にビジネスの場では)、それだけではないよね……と。

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