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「なりたい人」と「なって欲しい人」がそれぞれ十分にいるのに、マッチングはしていない状況に思うこと(札幌の正社員求人状況を見て)

今朝、仕事のリサーチを兼ねて「札幌 正社員 求人」で検索して、某求人サイトで掲載情報をぼーっと30ページくらい眺めていたのですが、

・採用/人事担当者
・マーケティング担当者
・Webマーケ/Web広報担当者
・販促担当者
・広報担当社

このあたりの一見人気がありそうな職種の求人がめちゃくちゃ多く、とても驚きました……(調べればすぐに出てくるので、興味がある方はぜひ)

ただ、実際に求職者と企業側がマッチングせず、求人情報だけが巷に溢れているという状態が事実として存在するのには、それなりに理由があるのかな?という気もしていまして。

お互いに「ないものねだり」し過ぎなのかも?

企業側から提示している「求める人物」の条件を見ると、それぞれの業務に従事した経験があることはほぼ必須で、中には

インターネット業界でのディレクション業務経験
デジタルマーケティングに関する基礎的な理解と、新たなデジタルテクノロジーのキャッチアップが出来ること
高いコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力

こんな条件を"必須"としている企業も。

エビデンスなしの僕の肌感覚で恐縮ですが、恐らく札幌の労働市場("転職市場"ではなく)にここまでできる人材自体がそこまで多くないのに、それを求人サイトで募集するのはかなり厳しいのでは。。。という気がします。

逆に求職者側の視点から見ると、待遇がびっくりするくらい低い求人も多数あり、経験要件の壁を超えたとて応募まで踏み切れないという実情はありそうな感じがします(これは推測)

各社それぞれご事情があるとはいえ、実務経験を求めた上で月給20万円台前半というのはなかなかにしんどいなと……まぁ、売り上げに直接つながっているかどうかを見極めづらい領域ではありますし、定量化も極めて難しいので気持ちもわかるのですが。

"良い条件"に恵まれたければ、まずは自分が頑張らなければいけない

「良い人いないかな~」と「良い求人ないかな~」をぼんやり願い続けているだけでは、何も変わらないはずです。現状の構造を打破するためには、何らかのアクションを起こさなければいけません。

アクションは2つに1つです。自分が求める条件を下げるか、あるいは自分の価値を上げて選ばれるようにするか。

今、札幌の市場的にこういう状況であるというのは事実なので、腹を括って始めた人/会社から良い成果を得られるのではという気がしています(もちろん、筋の良い施策をやることは大前提ですが)

僕も採用に関する広報・ブランディングの実績もありますし、最も得意とする領域でもあるので、何かお手伝いできることがあればお声掛けください。

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