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自分へのヒヤリング、具体と抽象を行ったり来たり

僕がはじめてストレングスファインダーをやったのは、確か大学生の頃。就職活動を見据えて、いわゆる自己分析(笑)の一環として手を出したのだと記憶しています。

社会人になってからも2回ほどやって、多分合計で3回は例の長い設問に挑んできたのですが、その全てで必ずベスト5……いや、ベスト3に入って来ていたのが「着想」という項目です。

「着想」の資質が高い人は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。見た目には共通点のない現象に、関連性を見出すことができます。(ギャラップ社)

見た目には共通点のない現象に関連性を見出す……という能力にはちょっとばかし心当たりもあるので、この10年くらい漠然と「多分そうなのだろうな」と思っているのですが、最近特にそのことを感じる瞬間が多いです。

いくつかの「具体」の中に共通点を見つけて「抽象」にする。自分のために

僕はヒマがあると(≒目の前に何かに意識/注意を向けなくても良い状態)、常に自分対自分で声なき会話を交わしているような感じがあります。

冷静に考えると、これがパニック障害の原因になっている気がしないでもないのですが……決してマイナスなことばかりではありません。

「あー、こういうとき自分しんどいよなー」みたいなシチュエーションをいくつか思い出して、その中に共通点を見つけて、「これが自分のしんどいこと仮説」を立てて、なるべく多くの時間を穏やかに過ごせるように微修正を重ねていたりします。逆も然りで、良いパターンの共通点を集めることもあります。

思えば、こういうことを自分のために自然にできるようになってきてから、日常の中でしんどい思いをする回数が減ってきた感じがします。苦しくなる前に、そもそもそうなる場所に自分を置かないという選択ができるようになるので。

毎日ガムシャラに!も素敵ですが、僕の持論だと「しんどいこと」は自分の意識と選択次第で減らせるものも結構あるなと思っているので、今ちょっと大変な誰かの助けになれば良いなと思ってメモ程度に書いてみました。

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