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母子手帳をもらう。脳みそフリーズ期間

妊娠9週(妊娠3ヶ月)で2回目の産婦人科へ行きました。今回は夫のヨシも付き添ってくれました。

幸い、お腹の中の命は無事に育っており、前回は米粒ほどの大きさだったのが、小指のひと関節くらいまでに成長。

超音波エコーで見てみると、すでに手足らしきものが見えて、それらがもにょもにょと動いているのが分かりました。
頭部が大きく、二等身。
こんな感じでした↓

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※ 胎嚢がいわゆる卵全体のことで、卵黄嚢というのは卵の黄身部分にあたるイメージみたいです。


夫婦で改めて感動しましたが、こんなに小さいのに生きているということがやっぱり不思議でなりませんでした。いまも不思議だけど!

いよいよ母子手帳をもらいに行くことになり、その足で役所まで。
もらうためには妊娠届専用の用紙に必要事項を記入し、身分証明書を窓口に提示します。すると、母子手帳の他に、マタニティマーク、妊婦生活についての読み物の冊子や妊婦健診補助券などをいただけました。
ちなみに、妊婦健診補助券というのは妊婦健診費の一部を負担してもらえるものでだいぶありがたい制度です。が、それでも妊婦は病気じゃないということで健診などにかかる費用は非保険で自費になるので、出費はなんだかんだ結構かさむんだなーーということに、あとあと気づかされます。。。

私の妊娠初期症状

さて、この頃の私の体調の方はというと...
私の場合、まずひどかったのは胸の痛み。
胸がもげるんじゃないかというくらいのチクチクとする痛みに、妊娠発覚頃から数ヶ月に渡り苦しみました。めっちゃ痛かったーー(OvO)
特に横になるとひどかったので、夜あまり寝られない状況に。頻尿も激しく追い討ちかけられました。
吐き気などのつわりはほとんどなく、食欲も通常の80%くらいの感じでわりと普通にあったので、ひどいひとに比べればだいぶ軽いほうだったとは思います。
そのため、すでに入っていたライブの予定などはそのままこなすことができました。それはありがたかった...

ただ、とにかく頭がボーっとしていて深く物ごとを考えられない、考えたくない!という感覚になり、必要があって起きている以外は、とにかく横になって寝ていたい。必要があって歌ったりする以外のことはもういまはなんにもしたくない。もう私、いまのことしか考えられない。。。というような感じでした。

脳みそフリーズ。

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もしかしたらあれは、いってみればまさに「いまをいきる」ってことの分かりやすい体験だったようにも思います。

それと、やっぱりお腹のなかになにかいる、という事実に慣れるのには少し時間がかかりました。「なにかいるんだ」ということを思うと自然と慎重になり、神経を使っていて、なんだかそれだけでもへとへとになる感じ。お腹を下にしたら潰れるんじゃないかとか思うと、夜寝るとき不安が押し寄せてきたり、トイレでもなにかの拍子に出てきちゃうんじゃないかと思ってなんだか怖かったです。

つわりは赤ちゃんからの「無理しないで」というメッセージでもあるのだそうです。

あのボーっとした感じ、要はホルモンの変化で体温も高くなり熱のある状態だということなわけですが、他にも体調不良を起こしたりすることで、母親が無理せずに身体を休めて、赤ちゃんの大事な器官たちを作ることに集中できるようにする必要があるということなのかな?と思います。

私がラッキーだったなと思うのは、妊娠の分かる少し前からの絶妙なタイミングで、会社員でもある夫の扶養に入ることにし(それまで入ってなかったから経済的にフリーランスは大変だったー!!)、そしてそこへたまたま知人の紹介があり、家に近い場所で自分の専門性も少し生かせて興味のある分野のちょっとしたお仕事を、短時間でマイペースにお手伝いさせていただくという流れになったりして、ありがたかったです。
歌の仕事も頻繁にあるわけではないので、いまは時間にも身体にもゆとりを持って過ごすことができています。なんだか不思議なすごい流れだったわけですが、そうゆうふうになっていったのも、私の場合は命を授かる準備を本能的に自然にしていたのかもしれないなーと思います。

もちろん、それは夫の支えがあるからこそできることです。今はこのことに心から感謝し、身体のことを第一に考えて過ごしていきたいと思っています。


ちなみに、現在体調は順調とはいえ、いまは1日ひとつくらいの用事しかできなかったりしていて、やっぱりとても疲れやすいです。お腹も日によって張ったりして。。。

いま、今までの人生のなかで最高に自分を甘やかしていると思います。極力、無理はしたくない。そういう気持ちです。でもそれくらい重大なことが起こっているんだなと感じてもいます。

世の中の妊婦さんには、妊娠中もバリバリ働いている方もたくさんいらっしゃいます。本当にすごいなぁと思う。ただ個人的には、妊婦さんはなるべく穏やかでいた方がいいように思いますので、、、どんな方も妊娠中はみんなが休みを取りやすかったり体調不良を言いやすかったりするように、もっともっと、世界がゆるんでいけばいいなーとも思います。

ひとによっては、私みたいに動けなくなる人を見て外部のひとでも当事者でも、妊娠ぐらいでそんなに自分に甘くするなんて、と思うひともいるかもしれないとも思います。価値観は人それぞれですね。
でも、元々の体力的にもバリバリ動けるひととそうでないひとというのも実際あったりすると思います。
なにより当人としては、他人と比べることが1番良くないし無駄なことだと思う。
自分には自分だけのパターンがある、とも思いながら、今私は日々を過ごしています。

自分をすべて認めるという、良い機会にもなっているかもしれませんね。


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【アディナーダ カバー曲動画】

いのちの歌
https://youtu.be/NnpnO45QMio

Woman 映画「Wの悲劇より」
https://youtu.be/U2N-AbxEuxI






みなさま、いつも様々なサポートをありがとうございます。 私はこれからも歌に絵にことばに、いろんな表現活動をしてまいります。応援よろしくお願いいたします。