プロローグ2 ~人とは違うことを自覚しながらももがき続ける中学生時代~

みなさん、今日もお疲れ様です。

ADHDに悩む大人です。

1つ目の記事では、初めて人と違うことを自覚した小学生の頃のことを書かせていただきました。

中学校に入学後も相変わらず人とは違うな、でも単に自分はできない人間で、この先もなんとなくこの自分の性格に悩むのだろうな、漠然と思っていました。

本当に苦手な事には興味が持てなかった。
勉強に身が入らず、マンガを読み、それを部屋に入ってきた親に見つかり、叩かれる。
勉強に身が入らず、眠くなり、落ちる。それを部屋に入ってきた親に見つかり、まさしく「叩き」起こされる。

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マンガのこと、大好きなスポーツのことには本当に熱中する。でも苦手な事は本当に目を向けることすら苦痛。

おそらく親が言葉より先に手が出るタイプだったので、なぜ勉強も大事かということも良い学校に入ることが大事だからと漠然と思っていたぐらいで、対して理解もしていなかったからだったと思います。
特にやりたいことも分かったいなかったし、夢もなかった。もっとそんな話を親とできるような関係でいたかったなというのが今でも心の隅に残っています。

でも親がそばにいて、叩かれながらも監視するという環境だったことで、成績も何とか全国平均ぐらいをキープでき、辛うじて高校受験も合格することができました。そこは親に感謝です。

しかし今でも親との関係はしこりが残っている。今でも目をしっかり見て話すことができません。笑顔を見せることもできません。やはり叩かれ続けていたこと、罵られていたこと、まともに話し合いができなかったこと、そのあたりが影響しているのだろうと思います。
当時ADHDという障害が認知されていなかったというのもあり、親もこの子は障害がある、ということを理解できなかったことと、やる気さえあればできるはず、という焦りから叩いてでも更生させようとしていたのだろうと思います。その気持ちはわかります。わかっているのですが、あんな形で子供に接しなくても、という気持ちもあり、納得しきれない自分もいます。
おそらくこの気持ちは生涯消えることのないものだと思います。

ということで話は戻りますが、無事高校受験も合格し、初めて親元を離れ、寮のある高校へ入学します。これがまた自分が人と違うことを大いに自覚させられることになります。

次回は高校時代について書きたいと思います。


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