白いカーテンとお部屋。
今日も晴れてる。
あぁ、なんだかここ数日はとても心が豊かで、心に流れ込んでくるものが多い。たぶん正確に言ったら、自分の心の声をくみ取る"ゆとり"が生活の中にあるのだと思う。
気持ちいな~ってベットから起き上がり、窓を開けてベランダで背伸びをしてみた。
なんとなくそのまま部屋に新鮮な空気を流し、熱いシャワーを浴びた。
ふわぁ~~~
一日の始まりを感じて浴室を出ると、白いカーテンが朝日とともにふんわりやさしく揺れていた。
午前8時半。
普段は、ほとんど家にいない時間だ。
『あ、そうなんだ。』
私が暮らしている"おうち"では、普段、こんな時間が流れていて、こんな時間とともに私の帰りを待っててくれているんだ。
ただ、静かに待つ。
静寂の中で待つ。
あぁ。
ありがとう。
なんだかその瞬間の美しさに涙がでそうになってしまった。
いや、もしかしたら、普段私がいない間は何かみんなが会話をしているのかもしれないね。
『わはは。きゃきゃきゃ。』
そこに音はあるのかは分からないけど、そんなことを考えると面白い。ひとつひとつの"もの"が愛くるしくなってくる。
緊急事態宣言が出て、いろんなところで不安の声や色んな感情の渦が聞こえてくる。
政府は結局、、、日本の社会はどうなってるんだ、、、
保証が全然ないじゃないか、、、
確かに、不安だ。
わかる。
その声も、きっと自分を守るためだったり、大切な人を守るためだったり、"生きたい"の証だと思うから。
だけどね、思うんだ。
あれ、もとから未来って見えてたっけ。
未来が分かる人なんて、いないんだよね。
じゃあ具体的な政策をしなくていいのかとか、予測もせずに生きろというのかとかそういうことじゃないけど、
もっと、"いまある美しさ" を感じてみてもよいのではないかなと思う。
だって、"ある" から。
深呼吸して、いまを感じてみる。
見つめてみるっていうのも、意外とわるくないよ。
たまには休んでもいんじゃない?
もしかしたら、いつもみんな働きすぎているから、地球が強制的におやすみをくれているのかもしれないね。
そんな風にとらえてしまうのは、よくないかしら。
ひなた
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