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ディーリー の感想

確か、深夜のドラマで山田孝之、菅田将暉でやってたものだと思います。

車椅子の男性ともう一人の男性。車椅子の圭司は
LIFE deleという会社をしていて
祐太郎はそこのお手伝いをしている。
会社の内容は
依頼人から預かったデータについて。
それを依頼人が亡くなった後、亡くなったことを確認した後に消去するという仕事。

ただ、確認をとるために祐太郎は知り合いになりすまし、その家族や関係者と接触し、死亡の確認をする。

接触で話を聞くことで依頼者や周りの人の
状況を知り、感情移入しやすい祐太郎は
データを消さず、内容を見て、内容によっては
遺族に伝えたい…と。

圭司は冷静な男なため契約に違反することに反対するが正反対の二人は徐々にお互いを
微妙な距離で思いやる。

圭司も祐太郎の想いに負け、遺族へ関わるようになる。

家族といえど、友だちといえど、個々の本当の思いはわからない。
ただ、一方的ななくなる側の想いを
この二人が不器用ながら残された側の想いに
上手く繋げていく
数々の話は
徐々に人間味を帯びて
淡々とした二人のやりとりさえ
最後はとても愛おしかったです。

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